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2019.05.20 Monday
老害
老害の5つのパターンを書いている記事があった。
それによると、 1.相手の話は聞かない(99%は自分の話) 2.価値観の押しつけ 3.永遠に続く武勇伝 4.暴力的である 5.新しいものは否定 ということだ。 商売柄、ぼくは若い人と接する事が多いが、まずは相手の話を聞く。 相談業務をしているのだから、相手の悩みを聞かないと話にならない。 自分のことを話したくなることもあるし、そうしてしまうこともあるが…。 一応は抑えているつもり。 だから、1はクリアすると思う。 2の「価値観の押しつけ」はやっているかもしれない。 アドバイスのつもりなのだが。 年をとると経験が増えて、自分がやってきたことは正しいと思いがちだから、やばいところだろう。 価値観の提示は構わないと思うが、おしつけはヨクナイ。 それでも、相手は押しつけだと取っているかもしれない。 自分のパワーが分からないこともあるからだ。 よほど気をつけないといけない。 記事の中にも、これらは「自分が正しい」という根拠なき自信から出てくる、と書いてある。 そのとおりだと思う。 3の武勇伝(自慢話)も言いたくなるんだろう。 でも、ぼくの周りには、そんな人はいなかった。 それはラッキーなことだったのかもしれない。 暴力的、というのも珍しいと思う。 年をとると、感情のコントロールが効かなくなる、というのは確かだ。 頑固になる。 それでも、暴力的というほどの人には会ったことがない。 酔って同じ話ばかりする人はいるが、あれは仕方がないと思う。 新しいものはダメ、という人はよく見る。 年をとると、自分の知らないものは拒否するバイアスが働くのだろう。 特にIT関係の新しいものを拒否する人が多い。 単に拒否だけならいいのだが、それを押しつけるのがヨクナイ。 これも、そのとおりだと思う。 老害について知ることが、そうならないために必要なことだ。 世の中に年寄りはどんどん増えている。 ということは、老害もそれにつれて多くなっていく。 経済的にも世代間格差が大きくなって、若い人が生きていくのは大変だ。 老害にならないようにしないといけない。 |
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