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2019.05.04 Saturday
宇宙戦艦ヤマト2202
2199に続いて、2202も見てしまった。
全7作で10時間ほど。 連休がよほど暇だという証みたいなものだ。 2202は新しいストーリー。 前シリーズで戦ったガミラスとは同盟を結んで、平和な地球から始まる。 ヤマトはイスカンダルからもらったコスモクリーナーで地球をきれいにしてほぼ役目を終えている。 地球はどんどん兵器を作り、作らないと約束した波動砲を作りまくり、軍事国家になっている。 新たに、ガトランティスという敵が現れ、戦争が始まっているという状況。 そこで、元乗組員たちに遠い星からメッセージが届き、またヤマトが発進するというストーリー。 ガトランティスはなかなか手強く、またまた地球のために飛び立つといういつものパターン。 ネットで見ると、コアなファンはぼくらのちょっと下の年代らしい。 その子どもたちも親につられてファンになっているということだ。 そうだろうなあ。 この2022は若いファン層に舵を切ったシリーズだろう。 地球の軍事国家化はすさまじく、AIを使って人がほとんどいない戦艦を作ったり、遺伝子を操作して戦うための人間すら作ろうとしている。 主人公の古代進は、使わないと約束した波動砲を使ってしまって、罪悪感にさいなまれる…。 今回のシリーズのテーマは「愛」と「縁」。 キリスト教的な愛と、仏教的な縁が出てくるのが面白い。 最終話の最後20分ほどは、ちょっと説教臭い。 これでは若い人たちはついてこないのではないか。 ぼくが見ていても、ちょっと重い。 これこそ、蛇足という感じだ。 製作者はよほど思い入れがあったのだろう。 この2202の続編が作られるらしい。 ついこないだ決まったみたいだ。 2202は最後に息切れした感じだったが、まだひっぱるのだろうか。 また忘れた頃にWOWOWでやるだろうから、見ると思うが…。 ぼくの感覚では2199で終わっておいたほうがよかったと思う。 さあ、どうなることか。 |
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