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2017.10.08 Sunday
AIの危険性
イーロン・マスクというと、アメリカのEV専業メーカー、テスラのCEOだ。
彼が、AIの脅威として、「第3次世界大戦」が起こる恐れがあると言ったとのこと。 マスクは、政府レベルで意思決定にAIを使うようになるという未来を想定している。 国家間の紛争で、理論的に先制攻撃した方がいいという結論が出たら、AIなら躊躇なく攻撃するという選択肢を選ぶだろう、ということだ。 背景にはロシアや中国などの大国がAIに力を入れているということがある。 国際情勢をAIが判断する時代が本当に来るんだろうか。 投資の銘柄を決めるのとは訳が違う。 しかし、情報量が多くなって、人間では処理できにくくなったときには、そうなるかもしれない。 インターネットができて、その上に情報が山ほどあるから、そういうのも見て参考にするとしたら、もうやっているかもしれない。 だからこそ、ロシアがフェイクニュースを作って、大統領選の前に流したとも言われている。 報復で、今度のロシアの大統領選の時には、アメリカがフェイクニュースをロシア語で流すのもアリだろう。 そんな状態になった直後は、人間が危ないと思っているから、第3次世界大戦などは起こらないと思う。 問題は何世代か経った後だ。 その頃には、だいぶ人間も変わっている。 AIが使い物になるようになって、何十年かが過ぎる。 その頃の人間はどちらかというとAIに頼っているかもしれない。 過去の出来事もほとんど知っているし、その時の結果なども知っているだろう。 そうなると、なかなかAIの決定に反論できなくなる。 AIは人類が滅亡することを恐れるだろうか…。 ターミネーターで描かれた世界が来るかもしれないなあ。 |
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