![]() |
2017.10.11 Wednesday
新しいカメラ
ウォール・ストリート・ジャーナルに新しいカメラの記事があった。
デジカメはスマホに押され、売上が伸び悩んでいるそうだが、それにまた輪をかけるような新製品。 分厚いスマホのような板状のカメラ。 片側には広角や望遠のレンズが16個も付いている。 このカメラは、いろんなレンズの画像を撮って、それをソフトで合成して一枚の大きな画像を作るというもの。 大きな一眼レフとは違って、非常にコンパクト。 Gパンのお尻のポケットに入る。 ライトという会社のL-16という製品。 画期的だと思う。 記者がキャノンの一眼レフと撮り比べているが、ソフトウェアさえ改善すれば十分L-16でいけるとのこと。 これは大きな技術革新だ。 一眼レフのように大きなレンズを何本も持つ必要はなくなる。 コンピューターが小型化し、画像処理技術が上がり、小さなレンズの技術がスマホなどで上がり、画像センサーが小型化して、こういう製品が出てきた。 まさにスマホのカメラの進化系だ。 きっとこれから、こういう業界の大手の入れ替わりが増えてくるんだと思う。 大きな一眼レフよりも、小さなスマホに毛が生えたようなカメラが勝つ。 そんな時代が来ている。 カメラメーカーは、大きなレンズを精度を上げて作り、それでいい写真が撮れるように技術を磨いてきた。 デジカメが出てきた時には、今までのフィルム写真を超えるのは無理だろうと思われていた。 でも、センサーの画素数が上がり、性能も上がって、今ではデジカメで商用写真を撮れるようになった。 フィルムはもう過去のものになった。 そして、今はスマホがカメラ代わりになりつつある。 唯一残っていた、プロ用のカメラさえ、スマホサイズになってしまうのは、時間の問題だろう。 日本のカメラメーカーはどう対応するんだろうか。 キャノン、ニコン、オリンパス、アサヒ、フジ、ソニー(ミノルタ)など、たくさんのカメラメーカーがあるが…。 きっとすぐ買って、調査するんだろうなあ。 |
![]() |