考えたこと2

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ロータリーエンジン
マツダがデミオの電気自動車にロータリーエンジンを発電用として積むというニュースがあった。

父が広島の三次(みよし)出身で、マツダのテストコースが三次にあり、その縁で何となくマツダという会社には親近感がある。

1991年にルマンで優勝したのも、ロータリーエンジン。
市販車では、RX-8というロータリースポーツを作っていたが、2012年6月に生産終了して、今はロータリーエンジンの生産はなくなった。

デミオに積むのはローター一つのタイプ。
エンジンと発電機、燃料タンクを一つのモジュールにして積むということだ。
ガソリン9Lで180km航続距離が伸びるということで、今回はまだ試作の段階だが、どうなるか。
ロータリーのメリットは小型化だ。
機構が簡単なので、エンジンが軽く小さい。
デメリットは燃費だ。
部品点数が少ないというメリットはあるが、複雑な制御ができないので、燃費は悪くなる。

マツダという会社はちょっと変わっている。
誰もやらないロータリーエンジンを作ったり、日本よりもドイツで知名度が高かったりする。
一時は潰れかけて、フォードの傘下に入った。
アメリカのフォードから社長が来ていた。
しかし、フォードの調子が悪くなり、また日本の資本に戻った。

でも、一時的にでもフォード傘下に入ったことが、マツダにとっては良かったんだと思う。
アメリカ人の経営者は過去のやり方を見直し、新しいシステムを築いたのだろう。
最近のマツダ車はデザインもよくなったし、新型アテンザは魅力的だ。

おまけに円安で輸出が多いマツダにとってはラッキーな年になった。

営業利益を上方修正し、前年比3倍になる予想とのこと。

広島本社のマツダ。

頑張ってほしい。



| | 考えたこと | 22:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
Silly and stupid
ドラマを見ていると、バカでアホという字幕が出た。

日本語でもバカとアホというのはニュアンスが難しい。
”You’re silly.”というと「お茶目だ」というような意味になるらしい。
”You're stupid.”というと、文字通り「バカだ」という意味と書いてあった。

sillyは親しみを込めて言っているようなニュアンス。
ポール・マッカトニーの曲に”Silly love songs"というのがある。
その中では Some people wanna fill the world with silly love songs.  と歌われる。
「おバカなラブソングで世界を満たそうとする人もいる」という意味だ。
もちろん、この歌ではラブソングを肯定的に捉えている。
親しみを込めて、sillyと言っているのだ。

どちらかというと、sillyのニュアンスはバカよりアホに近いと思う。
一般的にはアホは親しみを込めていう場合が多く、アホやな、というのは関西では多用される。

まあ、男はつらいよで、おいちゃんが寅さんのことを「バカだねぇ、あいつは〜」という時の「バカ」は近い意味だと思うが…。

stupidには親しみの意味はないらしい。
単に「愚かだ」ということ。

つまり、silly and stupidというのは、アホでバカと訳すのが正しい。


| | 英語 | 01:16 | comments(0) | trackbacks(0) |