考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< January 2014 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
社会人の壁
社会人と学生の壁が時代とともに高くなっている。
今やなかなか越えられない。

昭和から平成になって、インターネットが発達し、オープンエントリー化した就活とともに壁が高くなった。
なぜかというと、インターネット以前と以降とでは進歩のスピードが全く違うからだ。

レコードがCDになったのが80年代から90年代。
ただレコードがCDになっただけなら、そんなに世の中変わらない。
しかし、インターネットで曲がダウンロードできるようになると、時代は大きく変わった。
音楽がデーターになり、それを前提にしたミュージックプレイヤーができた時に、ソニーのウォークマンの時代が終わったのだと思う。
それが2001年。

1990年から2010年までの20年間の変化は大きい。

生まれた時から子機があって、今は携帯を持っている。
だから、自分の部屋から電話できるし、誰が出るかわからないという事はない。
家にテレビは何台もあって、見たい時に見たい番組を一人で見ることができる。
メールは本文だけでよくなった。
誰から来たかはアドレス帳にあればわかるからだ。

子供の数が減って、一クラスの人数が減った。
だから、仲間内で空気を読むことが大事になる。

封筒で手紙を送ることなどないから、封筒の宛名の書き方がわからない。
切手を貼る場所さえわからない。
教えてもらってないからだ。
メールを出せば済む。

だから、社会人の壁が高くなった。
90年までは変化はあっても、緩やかだ。
でも、90年以降は変化が大きく、それまでと不連続になっているのだろう。

だから、今の学生は大変だ。
彼らが悪いわけではない。
時代の変化が大きすぎるのだ。

それも就職で苦労する原因の一つだと思う。

| | 考えたこと | 00:33 | comments(0) | trackbacks(0) |