考えたこと2

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卵かけごはん
卵かけごはんというのは、日本独自のメニューだと思う。

実際、「卵かけごはん」をWikipediaで調べてみると、「日本以外の文化圏で育った人にとって、生卵を食する習慣はカルチャーショックであり、時にはゲテモノ食と映る可能性もある。」と書いてあった。
生卵をそのまま食べる国はほとんどない。
ロッキーの映画で、ジョッキに生卵を割って3つほどを丸呑みにする場面はあったが…。

ぼくは苦手だ。

高校の時、どこかに泊まりに行って朝ご飯というと、生卵が出てきた。
これが出てくるのがイヤだったのだが、仕方なく食べていた。
あれが好きな人がいるのだから、困る。

卵を割って器に入れ、箸でかき回し、白身と黄身を混ぜる。
完全に混ざるまでかき回す人もいるし、ある程度分離したままでもOKの人もいる。
醤油を先に入れる人もいるし、後で入れる人もいる。
醤油の量も人それぞれであり、多めの人もいれば、さっとかけるだけの人もいる。
ご飯に箸で穴を開けて、卵を入れるところを作る人もいれば、そのままかける人もいる。
ご飯にかけた後も、完全にご飯が黄色くなるまでかき混ぜる人もいるし、かかった部分とかかっていない部分がまだらでもOKという人もいる。
そのまま食べる人もいるし、味付け海苔を一緒に食べる人もいる。

こう考えると、卵かけごはんほど人によってバリエーションがある食べ物はないのではないかと思えてくる。

会社に入って、長らく出張続きの日々を送ったが、ビジネスホテルの朝ご飯が生卵だった。
これは目玉焼きにしてほしい、というとしてくれたのでラッキーだった。
めんどくさい客だと思われたのだろう。

しかし、日本は卵が新鮮だから、生で食べることができるのか。

ぼくらはいい国に生まれたと思う。

ぼくは嫌いだが、卵かけごはんが食べられる国だ。

新鮮な玉子が食べられる国、日本。


| | 考えたこと | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) |
定年
会社にいたら、あと3年ちょっとで定年という年になった。

大多数のサラリーマンは定年を迎えるとき、何が懸念事項だろう。
とりあえず、経済的にどうするかという問題はある。
その場合は再雇用を希望するなり、別のところで働くことを考えないといけない。

それは定年とはちょっと違う。
定年とはこの先働かなくてもいい、という状態だ。
そういう制度がいつまで続くかどうかはわからないが…。
少子高齢化で労働人口が減るから、働ける人はもっと働かなくてはならない、ということだ。

しかし、いつかはもう働けないという時が来る。
あるいは、もう働いてもらわなくてもよい、という日だ。

それを喜ぶ人もいるし、それは困るという人もいるだろう。
これは難しい。

もう働かなくてもいいということと、働きたくないということが一緒ではないからだ。

一日24時間、そのうち8時間は仕事だが、それがなくなると何をしたらいいか。
今までたくさんの定年する人を見てきたが、本当に仕事をやめてからのことははっきりとはわからない。
たいがいは定年とは名ばかりで、まだ仕事を継続するからだ。
でも、何人か第二の定年を迎えた人もいる。

趣味は一番の暇つぶしだろう。
園芸とか、スポーツとか…。
でも、趣味を1日8時間やれば、それは趣味ではなくなるから難しい。
仲間と山歩きという人もいる。

NPOの団体で活躍する人もいる。
そういう活動が出来る人はいいと思う。
自分の仕事時代の特技を活かして活躍する人もいるらしい。

いずれにせよ、人間は社会的な動物だから(というより社会的でなければ生きられないシステムを作ってしまったから)、ある年齢までは社会とつながって生きていきたいものだろうと思う。

仕事をしている時には、こんな仕事もう辞めたいと思うこともあるが、いざ仕事がなくなるとこれは大変だとも思う。
しかし、仕事がなくなると大変だから続けようと思うのも、今ひとつの考えだろう。

やっぱり、世の中から必要とされている、という感じがいるのだろう。

会社や組織で働いている時には、それがあるのだが、一人になったら必要とされているという感覚はなかなか得られないと思う。

さて、ぼくは何をすべきか。
ぼちぼち考えないといけない。


| | 考えたこと | 00:56 | comments(0) | trackbacks(0) |