考えたこと2

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伊藤仁齊・荻生徂徠・本居宣長
前に書いた事があるが、高校の時に、伊藤仁斎(1627年生まれ)・荻生祖来(1666年生まれ)・本居宣長(1730年生まれ)の3人の国学者のテキストを読んだ。

倫理社会の時間、みんなが内職をしているとき。

先生もそれをわかっていて、好きにやっていた。
教科書はあったが、一度も開いた事がない。

先生がコピーを配ってくれて、それを読んでいった。
週1回の1年間の授業。
ぼくは、なぜかそれが面白く、自分で頑張って読んでいた。

江戸時代の3人の国学者。

なぜ、この3人を選んで読んだのか、これは不思議だった。
先生がランダムに選んだのかと思っていた。

今日、小林秀雄の講演のCDを聞いていて、その3人の名前が出てきて、ようやくつながった。

小林秀雄は「本居宣長」という本を書いた。
1965年から連載で書き始め、1976年まで11年かかった。

ぼくが先生に習ったのが、高校3年だったから、1975年。
この3人が適当に選ばれた人ではなかったと思う。

先生は、小林秀雄を読んでいたのかもしれない。

この3人の学者、いずれもすごい人だが、先生がペース配分を間違って、仁斎にけっこう時間をかけた。
それがすごく印象に残っている。

この先生、岡田先生というのだが、いい人に出会えたと思う。


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