考えたこと2

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宗教法人税
宗教法人への課税というのは、何度か話題になっているが、実現はできないようだ。

しかし、税収が不足しており、国が破産しかかっている状況で、このままでいいのかなと思う。

数年前祖母の法事に行ったが、この時は驚いた。
お寺のとなりの信徒会館みたいなところに案内され、ハガキを見せると受付の人がコンピューターに入力し、番号札をもらい、お金を払って待っていると僧侶が案内に来て本堂に案内され、お経が10分ほどで終了。その間、30分ほど。

まったく、工場の流れ作業と同じだ。

払うお金でランクがあり、お経の時に前の方に座るか、後ろの方に座るか決まっている。
前の方はイスに座り、後ろの方は畳に直接座る。

これで信心を持てという方がオカシイ。
あれは、宗教行事ではないと思う。
単なる金儲けだ。
まあ、法事をやるほうが悪いのだが…。

それでなくても、お寺で駐車場を経営していたり、文化教室をやっていたり、これが宗教活動か?という事もある。(駐車場などは課税されるらしいが…。)

京都の寺など、拝観料を取っているところが多いが、あれこそまさに利潤目的の経営ではないか。
これは以前京都の古都税騒動で、もめた事があった。

フランスの教会は、ものすごく大きなところだったが、無料だった。
信徒がお祈りをするのにお金を取るわけにはいかない。
だから、Donation(寄付)でやっている。
実際、あの石造りの天井の高い教会に入ると、敬虔な気持ちになる。
物見遊山で来ている人でも、静かにさせるだけの雰囲気があった。

一体いくらになるのかは知らないが、せめて決算はちゃんと出さないといけない。
それすら免除というのは、やりすぎだ。

お布施は寄付というが、一部は事実上商売だと思う。

この際、宗教法人税を検討したらいいと思う。
なかなかいい考えだと思うが…。

やっぱり熱狂的に反対する人がいるのだろう。

まあ、だれでも既得権は守ろうとするからなあ…。


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