考えたこと2

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パネリスト
今日は大阪でシンポジウムがあり、そのパネリストとして参加した。
生まれて初めてパネリストというのをやった。

依頼の電話がかかってきた時に、何で?と聞いたら、普段いろんなことを言っているからです、とのこと。
ぼくは、仕事を変わってまだ6年目だし、もっとベテランの人がいいのでは?と言ったが、まあまあ、と押しきられそうになった。
何人くらいの部屋なんですか?と聞いたら40人という答えだったので、それなら恥をかいてもまあいいか、ということでOKした。

シンポジウムの形式というのは、面白いものだ。
まず基調講演があって、そのあとパネルディスカッションというパターン。
このパネルディスカッションというのが、実際はパネリストの紹介を兼ねて短いプレゼンテーションを行い、その後会場から質問を受ける。
たいがい、パネリストのプレゼンが長くて、話し合いができないということが多い。

今日も4人パネリストがいたが、一人10分という予定で、だいたいみんな時間オーバーだった。
ぼくは1分ほどの超過で収めたが、やってみると意外と時間は短いものだ。

今日は終わった後パーティがあって、パネリストをやったからか、何人かの人がやってきて話をした。

みんな同じような事を考えている、という事がわかる。

しかし、それをデーターで示すという事をやっていない。
どういうデーターをとって、どう組み合わせるか、というところがミソだ。

なるほど、それがぼくを選んだ理由か…、と納得した。

会社で訓練されたスキルが生きている。



| | 考えたこと | 22:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
会社
今日は25年勤めた前職の会社の宴会に誘われ、行ってきた。
遅れてしまい、まことに申し訳なかった。

しかし、25年の月日は重いことを痛感した。
25年といえば、実際に人生の半分に近い。
今の仕事を勤めて、定年までいったとしても、17年。
宴会場に着いて入ったら、懐かしい顔がそろっていた。
お世話になった人、頼りになる先輩、元同僚、そして後輩…。
25年間もいると、さすがに知識はほとんど忘れない。
死ぬまで覚えているだろう。
建屋が新しくなって、そこに移ったので場所の感覚はわからないが、部署はだいたいわかる。
もちろん、バックグラウンドもわかるから、すぐ話についていける。
今の仕事よりも、やっぱり知識は圧倒的に多い。
だから、25年の月日は重いのだろう。

しかし、みんな年をとった。
あのまま会社にいたら、そんなに違和感なくやっているのだろうが、久しぶりに会うとやっぱり年を感じる。
懐かしい。
会えてよかったと思う。

同期のヤツと、帰りに少し飲んで帰った。

あいつはエラくなったとか、あいつは海外だとか、あいつは…、と話に花が咲いた。

出てみてはじめてわかる、会社の良さが身にしみる。

何度か書いたかもしれないが、人生の半分近くを過ごした仲間はありがたい。
このありがたい、は文字通り、得がたいという意味だ。

ぼくのホームグラウンドはここだ、と思える場所。
ここで鍛えてもらったという場所。
いろんな苦労があって、報われたり、報われなかったりした。
それら全部をひっくるめて、よかったと思う。

そう思えることは幸せなことだと思う。

もちろん、自分も努力したが、みんなで頑張ったからこそ、そう思えるのだ。

やめる時に、気づいたことを思い出した。
会社で何を得たかと考えたら、それは人との出会いだ、ということ。
キャリアとか、知識とか、スキルとか、技術とか、そんなものはついでのものだ。
結局は人が一番大事。
そして、一番面白い。

そんなことを考えながら、久しぶりに電車に乗って帰った。

| | 考えたこと | 01:47 | comments(0) | trackbacks(0) |