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2009.05.10 Sunday
ホンモノ
今のバラエティ番組を見ていて、こんな簡単な作りでいいのかなと思う。
ぼくも一部取り込まれてしまったが、笑うためには毎週それを見ていて仲間になっている必要がある。 出演者はおなじみのメンバー。 ゲストもおなじみのメンバー。 それで世間話をして笑いあう。 プライベートをさらけ出して、それを盛り上げて笑う。 字幕もつかって、これでもかと盛り上げる。 本来なら恥ずかしいことが、笑いをとることで、正当化される。 四国に愛知県があっても、笑えればいいのだ。 それが最大の価値になる。 そんなものに価値があるのかと言われれば、ないだろう。 その場限りの刹那的な笑いだ。 本当のプロの笑いはそんなモノではないと思う。 そんな刹那的な笑いが多すぎる。 メンバーを集めて、司会者を決めて、セットを作って、それでイチ、ニのサンでできあがり。 キャスティングが全てのような番組。 いつでも取り替えが効く。 いつからこんな風になったのか。 バラエティという名の粗製濫造の番組作り。 今や政治家も混じってやりだした。 こんな事をやっていては、そのうちえらいことになるゾ…、と言うべき人はテレビなど見ていないのか。 それとも、そんな人がテレビに出ているのか…。 |
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