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2008.01.29 Tuesday
ボールペンふたたび
何度かボールペンについて書いている。
「ふたたび」どころではないのだが、一応そういう題にした。 水性ボールペンとか、ゲルインキとか、各社いろいろと名前をつけて新しいものが出ている。 色もパステルカラーなどがたくさん出ているし、太さも1mmくらいの極太から、0.25mmという極細まで…文具店に行ったらどれを買おうか迷うくらいの数が出ている。 そのハシリがPILOTのHi-TECというシリーズ。 この特徴は、ペン先が円錐形ではなくて、シャープペンのようにとんがっているということだろう。 何でも、ペン先のボールを固定するところで特許を取っているとのこと。 そういえば、他の製品であんな形のペン先のものは見あたらない。 ぼくがしょっちゅう文具店に行って、いろいろ買ってくるので、子どもは二人とも影響されたのか、ボールペンにはこだわりがある。 赤をよく使うようだが、インクがなくなったら、新型を買ってくることが多い。 彼らはHi-TECはあまり使わない。 これはいい、というヤツを見せてくれるが、ぼくはやはりHi-TEC派だ。 当初はインクのきれいさ、書きやすさ、従来の油性のボールペンとは全く違う書き味でHi-TECシリーズは独壇場だった。 その後、たしかに他のものもだいぶよくなったとは思う。 新製品がでていたら、必ず試し書きをして「なかなかいいぞ」と思うものはある。 でも、Hi-TECには勝てない。 こどもに、Hi-TECの何が気に入らないのか?と聞くと、ペン先の形がイヤだという。 彼らは円錐形のペン先がいいらしい。 それで、わかった。 インクや書き味は他の製品も追いついているのだと思うが、ぼくはあのペン先が好きなのだ。 円錐形の先にボールがついているのではなく、まっすぐの芯の先にボールがついている、あのカタチ。 あれが、いいのだ。 どういうふうにボールを保持しているのかわからないが、あのカタチだから書くときにペンが傾いても書きやすい(ような気がする)。 なかなかあれを越えるボールペンは出てこない。 |
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