考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< January 2008 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
若いころは…
若いころは、好きなこと仕事にしたいと思うものだ。

自分をふり返ってもそう思う。
ヘタながら4年間落語をやって、ぼくも一丁前にプロの落語家になりたいと思ったことはある。
それでも、自分でムリだと知った。

プロの落語家と一緒に、余興をしたことがあって、その時にわかった。
自分には、そんな能力はない。

もちろん、どんなことでも本当にやる気になって一生懸命やれば、少しはできるようになるかもしれない。
でも、プロというのは別だと思った。
素人とは、技術以前の問題がある。気合いというか、気迫というか…、「姿勢」が違うのだ。
それがわかって、よかったと思う。

夢というほどのものでもなかったが、そういうあきらめもあって、今がある。

今の若い人たちにも、そんな人がたくさんいるだろう。

そんなことを考えていたら、この歌が頭に浮かんだ。
フォーク・クルセダースの「さすらい人の子守歌」。
1969年の歌。
歌詞を見たらそうでもないのだが、「さすらい人」という言葉が、一人で何かをめざして旅立っていく若者を思い起こさせる。

「さすらい人」にはなれなかったが、誰もがそんな思いを一度はあきらめて生きている。
年賀状を見ていて、そんなことを思った。

フォーク・クルセダース…懐かしい。


 さすらい人の子守歌

 旅につかれた 若い二人に
 さすらい人の 子守歌を
 星は歌うよ どこへゆくの
 ふるさとのあの丘に もう帰れない
 今はもう 帰れない

 浜木綿の花 におう浜辺に
 海をみつめて 泣く二人
 忘れたいのさ 悪いことを
 あの歌もあの夢ももう消えてゆく
 今はもう消えてゆく

 涙をながす 若い二人に
 さすらい人の 子守歌を
 おさない頃にささやいた
 あの海もあの星も もう歌わない
 今はもう 歌わない

 夜があけたら また旅にでる
 ふるさとのあの丘に もう帰れない
 今はもう 帰れない



| | 考えたこと | 21:52 | comments(0) | trackbacks(0) |