考えたこと2

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東京ビッグサイト
仕事で東京に出張した。出張先が東京ビッグサイトというところ。
ウルトラマンに出てくる地球防衛隊の基地のような建物だった。

臨海線という電車に乗って、国際展示場前でおりる。

ビッグサイトの建物や立派な会議室にもビックリしたが、それよりも驚いたことがある。

駅をおりたところに、コンピューター関係の研究所のような建物があって、そこからたくさんのインド人(らしき人たち)が出てきたことだ。

こないだ、NHKスペシャルのインド特集で、IT関係はインドが進んでいるというのをやっていたが、本当だなあ、と思わせられる光景だった。
いかにもソフト技術者というような感じの人たちだ。

やはり、世界はボーダーレス化しているのか。
日本人よりも、高い技術を持っていて、賃金がリーズナブルなのだろうか…。

経団連は労働市場の適正化などと言っているが、あの光景を見ると、日本もよい技術者を養成しないとイケナイと思う。
理科離れなどと言っている場合ではない。

ゼロを発明した国だから、数字を扱うのは得意なのだろうが、本当に技術がなければ、雇用されないはず。

モノやサービスだけでなく、人もボーダーレスになって…世界は平和になるのだろうか。

「美しい国」などというビジョンが出て、ナショナリズム論が盛んになっている。
しかし、子どもたちの世代には世界はどうなっているのだろう。
いろいろなものがボーダーレスになったとき、「国」はどういう意味をもつのか。

こないだ、アメリカの大統領選のニュースで、今やヒスパニック、アジア系などの「マイノリティ」がすでに人口の30%になって、今や少数派とは言えない存在になっている、と言っていた。
そういえば、英語を公用語にする、と決めないといけないような地域もあるとこと。
それだけ英語を話す人が少ないということだ。

ずっと前に、100年後にはドイツにはドイツ人がいなくなる、という記事も読んだ。
トルコなどからの移民が多く、彼らは子だくさんで、ドイツ人の出生率はかなり低いから…ということだった。

日本も先進国のご多分にもれず、出生率は低い。

ITだけではなく、介護の現場ではフィリピンなどから人が入ってきていると聞く。

そういえば、バブルの頃は名古屋の駅前にイスラム系の人たちがたくさんいたなあ。

「美しい国」はこれからどうなっていくのだろう。

久しぶりに東京に行って、そんなことを考えさせられた。


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