考えたこと2

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脱炭素の破綻
気候変動の対策が行き詰まっている。
もともと欧州が声を上げ、先進国が化石燃料を使いまくって工業化を促進し、生活水準も上げて、そのためにCO2が増えて、気候変動が問題になった、という経緯。
悪いのは先進国で、悲惨な目に合うのは主に熱帯域の途上国という図式だ。

それを過去20年あまり言い続けてきた。
そこで、目標が出され、それを各国が受け入れるという形で進んできたのだ。
日本は脱炭素の先進国だと思う。

国内の工場が減って、どんどん海外生産が増えており、おかげで工場が出すCO2は減っている。
つまり、この20年ほど製造業の空洞化で日本の労働者は貧しくなったおかげで、CO2を減らすことができた。
排出CO2の量は、ある意味で景気みたいなものだ。
成長が失われ、景気が悪くなり、結果的に工場のCO2は減ったということだ。

環境に優しくなったということは、経済が停滞し、不景気で貧しくなった、イコール低成長が続いているということだろう。

COP(Conference of the Parties)という、国連気候変動枠組条約締約国会議があり、年に1回いろんな国が集まってCO2の削減目標などを話し合う会議がある。
去年の終わりに30回目の会議が開かれたが、ほとんど国内では報道されていなかった。

日本のマスコミは環境問題大好きで、CO2削減推進派だ。
それさえ言っていれば、正義だというスタンス。
アメリカには慎重派もいて、そういう報道もあるが、日本のマスコミはみんな環境は大事だから…、という立ち位置になってしまっている。

トランプ政権になって、アメリカは化石燃料推進という声が出てきてCOPからも離脱した。
実際、EV化などの助成や補助が止められたりしている。
大統領は「気候変動は今世紀最大の詐欺」と言っているくらいだ。
今まで強力にそれを推し進めていた欧州も、中国のEVに値段で勝てず、エンジンの延命を認め、EV化100%の旗を降ろした。

結果的に、トヨタ会長の方針は正しかったのだ。
WSJ(Wall Street Journal)はそういう記事も出している。

さらに、今まで先進国が散々化石燃料を燃やしてCO2を出してきたのが原因であり、それを先進国が認めているのだから、発展途上国からは脱炭素化を進めろというのなら補償しろという意見が出てくる。
莫大なお金がかかる、と言ってきたのだから、その補償はどうなっているか、ということだ。

COP30はそこでもめて、玉虫色のどっちつかずの声明で落ち着いたという。
行き詰まりを如実に表しているのだ。

ぼくは、アメリカのように推進派と慎重派が両論を戦わせるということが必要だと思う。
極論で「詐欺」というのも行き過ぎだし、このままでは人類が滅ぶというのも極論すぎる。

もう少し冷静に事実を見て、日本のマスコミも偏向報道をやめて両論併記し、ちゃんと科学的に話をないと、世界からバカにされるぞ。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 20:26 | comments(0) | trackbacks(0) |

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