考えたこと2

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飛び恥
欧州では言われているようだが、日本ではあまり聞かない。
「飛び恥 Flight shame」という言葉。
環境活動家のグレタさんが言い出したようだ。

別に電車でもいい距離の移動を、飛行機ですることを「飛び恥」という。
欧州の航空業界のトップは、「無意味」だと言っているらしい。

それでも欧州委員会は、フランスが国内の短距離航空3路線の運行を禁止する、という措置を承認した。
500キロ以内の短距離航空路線は、全路線の24.1%を占めているが、CO2排出量は3.8%。
十分少ないような気がするが、鉄道に代替えすると、発電形態にもよるが、CO2は減るのだろう。

フランスの基準は、鉄道で2時間半以内の移動区間の航空路線の禁止だ。
日本も追従するとすると、東京ー大阪便がまずはなくなる。
新幹線で2時間だからだ。

環境省はどういうコメントを出すのだろうか。
カーボンニュートラルとか、脱炭素と言っている手前、追従するのだろうか。

ぼくは、欧州の環境原理主義にはついていけないという気がしているのだが、どうなんだろう。

今回のCOPはエジプトで開かれ、途上国からの意見でマイナス1.5度の目標は消えた。
先進国は今まで好き勝手にやって、発展したが、自分たちはどうしてくれるのか、というわけだ。
そのうえ、温暖化による被害は圧倒的に熱帯に多く、その補償をしないといけない。
先進国にはその義務がある。

欧州はそれをうたって、脱炭素、脱炭素と言ってきたのだから、要求を飲むしかない。
引っ込みがつかなくなった、ということだと思う。

話は戻るが、航空会社の対策は、持続可能な航空燃料(SAF)らしい。
廃油などから作る再生航空燃料は、ジェット燃料と混ぜて使えばCO2排出量を8〜9割減らせるらしい。
ほんまかいな、と思ったが、バイオマスや廃プラスチックなどから原料を作るらしい。
飛行機が飛ぶ時にはCO2を出すのだが、それらは植物に吸収されるから、排出CO2が結果的に減るということだ。

今のジェットエンジンから出るCO2とCO2自体は変わらないのだが、植物由来でリサイクルできる、という理屈らしい。
こんな話は初耳だが、日本でも誰かやっているのだろうか。

でも、原材料費が2倍から10倍とのことだ。
コストの問題は難しい。
結局化石燃料を燃やさないということなら、コストは今より上がる。
間違いなく手間が増えるからだ。

まあ、地球環境は大事だから、その分高くなっても構わないのだろう。
電気代も再エネを使ったら、高くなる。
毎月賦課金を全世帯で払っているくらいだ。

よくわからないが、それほど赤目吊ってやらないといけないのだろうか‥。

| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:41 | comments(0) | trackbacks(0) |