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2020.10.12 Monday
ギター講師いろいろ
ここしばらく、Youtubeのギター講師をいろいろ見てきたが、いろんなスタイルがある。
対象者をどこにおいているのか、初心者、中級者、上級者か、ジャンルはロックか、ポップス、ジャズなのかなどだ。 もちろん対象は多いほうがいいから、だいたいは初心者から中級者という感じ。 たまに上級者向けレッスンなどというのもやったりする。 Youtubeはとにかくたくさんの動画をあげて、見てもらう回数で勝負というところもあるから、リピーターを増やさないといけない。 もちろん、チャンネル登録者を増やすのはコンテンツの良し悪しだ。 それはどの講師もいろいろ工夫している。 やはり収入を増やすためには、ファンを増やし、有料のサイトに誘導するのがいいのだろう。 多くの講師はそういう風にしている。 だからといって、無料の動画の出し惜しみをしすぎると、ファンが増えないのでここらあたりが難しい。 リピートしてしまう人と、一度見てやめとこう、という講師の差は何なのか。 一応登録はするが、いずれ整理する時に消えてしまう講師も多いのだ。 続けて見ようとか、有料のサロンに登録しようというところまでなかなかいかない。 どの人もギターは上手なのだが、話し方や画面の使い方などが大きな違い。 ギターを弾く動画だけでなく、解説用の譜面や図を示さないと、やはり人気が出ないと思う。 音楽理論を伝えようとすると、どうしても階名ではなく度数で説明することになる。 でもわかりやすいのは、どちらかというとドレミの方だ。 どちらをメインに説明するか、このあたりの選択も難しいところ。 ギター動画は溢れているから、何を伝えるのかも難しいところ。 題名のつけかたも工夫がいる。 「一人ブルースでコード感あふれるソロを弾こう」などの題名や、1動画の長さもある。 長すぎると見る気がしないし、短かすぎると内容不足になる。 1コンテンツと内容の濃さのバランスが大事だ。 楽をせず、わかりやすいように画面の一部に図を出すなどして、キャッチーな題名をつけ、喋りもうまくやって、みんながほしいと思うコンテンツを出し続ける。 書くと簡単だが、実際にコンスタントにやるのは難しいだろう。 でも、ギターを習う環境はぼくらが始めた頃とは全く変わった。 今始める人たちは、圧倒的に習いやすい。 Youtubeで気に入った先生を見つけて、視聴すればいいのだ。 つくづく、いい時代になったものだと思う。 |
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