考えたこと2

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コロナの被害者
今年の4月〜6月の自粛期間中は自殺者が減少。
7月に入って増加に転じて、8月の女性自殺者4割増、子供は倍増らしい。
男性の自殺者は前年並みだが、女性、子供が増えているのが特徴。

ブルームバーグの記事によると、

「日本では年初以降の新型コロナによる死者が2000人以下にとどまっているのに対し、生活困窮や育児、いじめ、孤立など社会とのつながりの中で「追い込まれた末の死」と政府が位置付ける自殺者の数は約1万3000人に上っている。」

「政府は自殺について、多くが防ぐことのできる社会問題ともとらえているが、新型コロナがもたらした精神的な負担や失業などの経済的な代償は、女性や子供など特定のグループに偏っており、自死のリスクを高めていると専門家らは危惧している。」

とのこと。

やっぱりそうなるか、という印象。

大学生の就活を見ていても、ANAやJALを含む空港関係で働く仕事やホテルなどの分野は惨憺たる状況。
中国人のインバウンドにある程度支えられていた観光関連も悲惨だ。
さらに、まだまだ感染恐怖による自粛が多い中、外食、小売分野も厳しい。
ギターの先生もライブがなくなって四苦八苦状態だ。

結果的に社会的孤立や経済困窮などで自殺が増え、コロナによる死者どころではない被害が出ると思う。
新卒で就職機会をなくす学生も多いだろう。

今でも昨シーズンのインフルエンザよりも少ない死者数。
うつっても無症状が多く、無症状でうつしても98%が無症状だという。

コロナ死者の平均年齢は79歳。
65歳以上の死者が多いといっても、65歳以上人口の4万人に一人しかいない。

おまけに死んだ人のうち、97%には基礎疾患があったという。
つまり、高齢者で基礎疾患がある人がハイリスクで、その人たちだけ自粛すればいいのだ。
65歳以上でも基礎疾患(肺疾患、糖尿病、高血圧、心不全、透析、免疫抑制剤・抗がん剤など服用)がなければほとんど死なない。

このままいくと、来年度はコロナ不況ということになるだろう。

何年かの後に今回のコロナ禍を振り返った時、感染症の「専門家」たちはどう思うのだろうか。
原発事故のときも同じだが、恐怖を煽ったマスコミはどう思うのだろうか。
欧米に比べて1/100の死者数で済んだのは、感染症対策が適切だったからなどと考えるのだろうか。

おそらく、何の反省もないだろうなあ。



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