![]() |
2015.05.17 Sunday
都構想
今日は大阪都構想の住民投票だった。
結果は反対が多数になったが、投票率は66%だったらしい。 今の地方自治でもっともオカシイと思うのは、政党があっても、みんなで手をつないでいる点だ。 知事や市長の選挙などでは、たいがい与野党相乗りになる。 こんなおかしなことはない。 中央であれだけ対立しているのに、地方では相乗りだ。 これでオカシイと思わないのが最もオカシイ。 各々の政党には主張はないのか。 これでは既成政党は、手に手を携えて、みんなで政治を食い物にしているとしか思えない。 今回は維新以外の共産党も含めた全政党が反対だという。 その事自体が今のおかしな状態を示している。 二重行政が悪いとか、いろいろ争点はある。 反対の人たちは、二重行政は今の制度で解決できるという。 でも、肝心なのはそれをやってもいないし、やろうともしていなことだ。 制度の問題ではなく、やる気の問題だろう。 手に手を携えて、みんな仲良くやっていれば、税金の無駄遣いがなくならないのは当たり前だ。 議会の質問も低調だし、なり手もいない。 無投票で決まる例も多い。 今回、若い人たちは都構想に賛成が多く、70代以上がいちばん反対が多いという結果らしい。 年寄りが保守に回るという常識的な結果。 反対派が勝ったのは、まさにシルバーデモクラシーの勝利だ。 大阪自民党本部で勝利会見をやっていたが、シルバー議員が並んでいた。 残念だが、大阪はこれで今のまま、何も変わらないだろう。 橋下さんは引退するのか…。 お疲れさまでした。 |
![]() |