考えたこと2

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年をとって角がたつ
ストレッチのコーチと話をしていて、面白いことを聞いた。

コーチは何店か曜日で掛け持ちしているのだが、かなり元気な(というか、ガラが悪い)ところにある店もあるらしい。
その店ではしょっちゅうトラブルが起こる。

筋トレのマシンのインターバルは、原則マシンから離れて休まないといけないのだが、面倒くさいとマシンのところで休んでしまう。
そんなにインターバルを取らないから、もう1回すぐにやろうとするわけだ。
でも、そんなことをしていると、マシン待ちの他のメンバーが文句を言ってくるらしい。
人気のあるマシンは数台揃えているのだが、そこの店は1台しかないマシンもあって、それがトラブルの原因になるらしい。
「休むときはマシンから離れることになってるやろ」という文句が出る。
「うるさいなあ、今やるとこやったんや」という買い言葉に発展する。
おばちゃんがキレることもあるという。

時間帯は?と聞くと、午前中や日中らしい。
たいがいヒマな人が来ている時間帯だ。

コーチによると、若い人はそんなことは言わないらしい。
黙って我慢して待つか、早々にあきらめる。
まあ、おじちゃん、おばちゃんのパワーにひるむ部分もあるのだろう。

結局トラブルを起こすのは、年配者だそうだ。
時間はたっぷりあるのだが、ガンコで気が短い。
だから、待たされるのはイヤだ、ということになる。
自分は許せるけれど、人は許せない。

興味深く聞いて、反省した。

ぼくはどちらかというと、あきらめる派だが、年配者がトラブルを起こすのはよくわかる。
プールでもあるからだ。
自分がいつも泳いでいるレーンで遅い人が泳いでいたら、文句を言う。
「あの人は遅いから、初心者レーンに行ってもらえ」

ぼくの行っているジムでは、直接言うことはめったにない。
たいがい、ジムの職員に言う。
一度などは、若い女性の職員が泣いていたのを見た。
散々文句を言われて、聞いていたのだろう。
そこまで言いたかったのなら、直接言えばいいのだ。

孔子は、五十にして天命を知り、六十にして何を聞いても腹が立たなくなり、七十にして心の欲するままにしても道徳を守れるようになった、という。

エライ違いではないか。
年をとれば角が出てくる人が多いみたいだ。

高齢化社会が来ている。

こんな年配者ばかりだと、エライことになるぞ。

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