考えたこと2

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今年の桜 3
今年の桜という記事を書いたのは3回目。
2013年、2024年のこの時期に書いていた。

日本人は桜が好きだ。
AIに聞くと、平安時代ぐらいから桜を愛でるようになったとのこと。
今からだいたい1000年以上前だ。
江戸時代には、桜の下でどんちゃん騒ぎも始まった。

学校が3月卒業、4月入学の時代になったのは1900年以降。
そこで出会いと別れが桜と結びつけられた。
もう100年以上続いている。

もう日本人のDNAに刷り込まれているのだろう。

若い頃は桜といえば入学式だった。
未来に向かっている人たちを、祝っているという感じ。

年を取ると、どちらかといえば卒業のイメージ。
だんだんと別れるというイメージになっている。

同期の桜という軍歌も「咲いたからには散るのが定め」と歌っていた。
あれは航空隊を歌っているから、特攻の歌だったろう。

桜の、ぱっと咲いて、すぐに散るというところが、日本人の無常感にあったのだろう。
これが鴨長明の「行く川の流れは絶えずして…」につながるような気がする。

ぼくはもう69歳。
終わりが近づいている。
桜が咲くことよりも、散ることに目が行く。

花に嵐のたとえもあるさ さよならだけが人生だ

この一節はもとは漢詩だが、それを井伏鱒二がこう訳した。
やはりこの「花」は桜だったのだろう。

若い頃は「出会い」、年を取ると「別れ」、人生のイベントには桜がついて回る。

これは日本の文化なのだろう。





| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 09:26 | comments(0) | trackbacks(0) |

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