考えたこと2

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アストリッドとラファエル2
昨年、アストリッドとラファエルという自閉症の犯罪文書係と刑事のドラマのことを書いた。
このドラマのシーズン2がケーブルテレビであった。
フランスのドラマ。

8つのエピソード。
魔女あり、古文書あり、超常現象ありでなかなか面白い。
謎解きにはアストリッドの博学多識が役に立つ。
膨大な犯罪文書を覚えているのだ。

そのアストリッドが自閉症の文書係だが、この役がめっぽううまい。
本物の自閉症はそんなに見たことがないが、きっとこういうものだろうという演技。
表情に乏しく、感受性に偏りがある。
人が感動するようなことに感動せず、なんとも思わないことに感動する。
いつも宙を見ているような目線。

ネットでアストリッド役のサラ・モーテンセンという女優が、普通に笑顔で写っている写真をみると、すごい違和感がある。
それほど、役作りがプロフェッショナルだ。

毎回、自閉症の人たちが集まる「社会科訓練」のグループが出てくるが、ここの人たちはみんな自閉症で、生活の問題点を語り合う。
それを見ていると、どちらがまともかわからなくなる。

きっと多様性の観点からは、このドラマは微妙な位置づけなのだろう。
日本で地上波でやるのは難しいと思う。
自由の国フランスだから出来たのだと思う。

シーズン2ではもう一人の主役、ラファエル刑事の私生活がいろいろと明らかになる。

これはきっとシーズン3への布石だろう。

また楽しみができた。
| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:20 | comments(0) | trackbacks(0) |

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