考えたこと2

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お金が余っている
こないだテレビで見たが、2010年の日銀平均マネタリーベースが98兆円、それが2016年4月で381兆円にも膨れ上がった。
市場に4倍のお金が出回っている。

そして、2010年度の予算(一般会計+特別会計)が464.7兆円、2016年が500.6兆円。
それに伴う政府債務が20010年924兆円、2015年度末で1049兆円。
債務がついに1000兆円を超えた。
さらにマイナス金利にまでしてお金を動かそうとしている。
しかし、それほど劇的に景気が良くなったという実感はない。

伊勢志摩サミットで、安倍総理は金融緩和を訴えたようだが、欧州の諸国は財政規律を重視すべきというような意見だったらしい。
もっともだと思う。
そういう国では、国民が痛みを伴っても、収支を均衡させようというコンセンサスがあるのだと思う。

これで消費税増税を延期するということは、ぼくらの子や孫の世代に借金のツケを回すことになる。
お金を刷れば、とりあえずは何とかなる。
でも、それは麻薬のようなもので、ずっとそんなことはできない。
そんなことができるのは、日本の国が信用されている間だけだろう。
増税を延期すると、日本国債の格付けが下がる可能性もある。
さすがに、債務が大きくなりすぎるからだ。

増税を延期するのなら、是が非でも経済成長する必要がある。
そうしないと、財政規律が保てない。
10%以下の消費税率で済んできたのは、日本経済が成長していたからだ。
もうそうはいかないと思うが…。

少なくとも、よけいな国の規制を取っ払って、新しい産業を起こせるようにしないといけない。

そうしないと、いつまで経っても第三の矢は放たれないぞ。


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