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2023.01.01 Sunday
2023年の音楽
昨日、紅白を見て思った。
音楽を作る人の絶対数が増えた。 今までそんなに簡単に音楽は作れなかった。 コンピューターで打ち込んでドラムパターンを作り、ギターやベースの音を選んで音符を入れ、ボーカルを録音すれば作ることはできたが、やっぱり音楽の基本を知らないとできなかった。 でも、今は音楽ソフトが良くなったり、単体の機器が良くなったりして、もっと楽に作れるようになった。 打ち込み系の人が増えたのはひとえに機器の発達だと思う。 さらに、バンドはYoutubeで音楽講師がレッスンを配信するようになったのが大きいと思う。 専門学校レベルの講師が、手取り足取り教えてくれる。 コロナでオンラインになり、そこから一気にコンテンツが増えた。 ギターもベースもドラムもキーボードも、すぐに習える。 毎月ちょっとお金を払えば、会員用のコンテンツも見られる。 そんなふうにして、スマホ1台あれば、いつでもレッスンが受けられる。 だから、若い人たちが自分たちの音楽を作ることができる。 そして、Youtubeで自分たちが作った音楽を発表することができる。 動画作成も編集も、圧倒的に安くて簡単にできるようになった。 スマホで撮って、編集できる。 パソコンがあれば、なおやりやすい。 昔なら、プロダクションに頼まないといけないようなレベルでも、パソコンを少しいじれば可能になる。 ドラムスだって、電子ドラムなら家でも練習できる。 みんな上手だ。 若い人たちの音楽レベルは確実に上がっている。 いい時代になった。 紅白を見て、自分が知らない世界がたくさんあることがわかった。 ぼくらの若い頃は今より洋楽が多かったが、それはK-popに変わった感じ。 今の音楽シーンはほんとに豊かだ。 |
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