考えたこと2

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本物らしさ
「インフルエンサーはもう下火、これからはオーセンティシティー」という記事を見た。
日経Xtrendの記事だ。

インフルエンサーというのは、インスタグラムやYoutube上でフォロアーをたくさん持っているその世界での有名人。
その人が商品やサービスをレビューしてオススメしてくれると、それが売れるということだ。
それがアメリカでは減ってきているという。

その代わりに「オーセンティシティー」に注目している。
オーセンティックというのは、本物という意味で、オーセンティシティーは要するに「本物らしい」という意味だろう。
記事には「リアル」な人たちの手によるユーザー生成コンテンツを活用する、と書いてある。
SNS上の有名人ではなく、普通の人の言うことの方が信じられるからだろう。

インフルエンサーも初期の頃は良心的にやっていたのだろうが、これだけ増えてくると、インフルエンサーを誇示するために、スポンサーにヨイショしたりする人も増えてくる。
そのために、インフルエンサーの質が落ちて、影響(インフルエンス)が減ったということだ。

オーセンティシティーを訴える広告というのは、台本なしで即席で制作したものらしい。
まあ、台本を書く時点で作り込まれているから、オーセンティシティーがないことになるのだろう。

コロナ禍でスタジオに行って動画制作することができなかったことも、幸いしたという。
手作りで即席のコンテンツが訴求したということだ。
それらは、UGC(User Generated Contents)と呼ばれる。
実際に使った人が、台本などなく手作りで作ったコンテンツだ。

例えば、アマゾンのレビューそのものや、付け加えて写真や動画を投稿すると、それはUGCになるらしい。
嘘か本当か知らないが、カナダのITサービス大手の会社が調査した結果では、アメリカ人の83%がUGCを投稿したことがあるとのこと。
それならぼくもコメントをレビューしたことがある。

企業はそれらのUGCを見ているとのこと。
たしかに、インフルエンサーよりも頼りになりそうだ。

日本でもそういう動きになるのだろうか。
インフルエンサーから一般人へという流れ。

これがオーセンティシティー(本物らしさ)なのだ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0) |