考えたこと2

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拓郎のラストCD
吉田拓郎といえば、ぼくらの中学高校時代のヒーローだ。
「イメージの詩」、「今日までそして明日から」、「間に合うかもしれない」など、今どきの人たちは知らないだろう。
広島フォーク村から出てきて、一躍メジャーに躍り出た。
フォークジャンボリーでもめたり、レコード会社を作ったり、時代の先駆者だったのかもしれない。

ぼくが中2でギターを始めた頃に出てきた。
私小説風の歌詞が新鮮だった。

「僕は僕なりに自由にふるまってきたし
僕なりに生きてきたんだと思う
だけどだけど自由もなく
めいった気分になるのはなぜだろう」

とか

「これこそはと信じられるものが
この世にあったろうか
信じるものがあったとしても
信じない素振り」

とか、中2病には響いたのだ。

「結婚しようよ」、「旅の宿」あたりから売れっ子になって、ちょっと路線が変わった。
「襟裳岬」でレコード大賞の作曲者にもなった。
あの歌詞や曲、だみ声での歌唱は独特だ。

その彼も去年コンサートをテレビで見たが、元気がなかった。
声を出そうとしても、出ないという感じ。

今回出すのは、1970年から52年の活動に終止符を打つアルバム。
タイトルが「ah-面白かった」。
拓郎らしい終わり方。

コロナがなければ、ラストツアーをやっていたのだが、断念したとのこと。
ぼくは「元気です」「人間なんて」を持っていたはず。
探せばあるだろう。
もちろんLPレコードだ。

ぼくが中学や高校、大学で聞いたアーティストがどんどん引退していく。
人間、75歳を超えるとやっぱり現役ではいられないらしい。

ぼくもあと10年くらいでおしまいだ。

達郎の新譜も予約したし、拓郎のラストアルバムも予約した。

達郎はまだラストアルバムとは言っていない。
69歳だから、まだ頑張るのだろう。

小田和正が74歳。
もうぼちぼちという感じだ。

この世代はまだストリーミングというより、CD購買層だろう。

どれくらい売れるのだろうか…。


| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 22:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
量子ドット
フェイスブックが社名をメタに変更して、ネット上の仮想空間(メタバース)に注力すると発表してしばらくたった。
ぼくはあまり魅力を感じないが、応用範囲が広いからやっているのだろう。
メタバースを見せるためのディスプレイが開発の肝だと思う。
アタマにつけたりかぶったりするやつだ。

新しい3Dディスプレイというのは、空中に映像を映し出す新しいタイプのもので、どんどん進んでいるらしい。
「3D世界の没入感を見せられる」ようになっているとのこと。
これらのディスプレイには、ミニLEDやマイクロLED、量子ドットなどの技術が使われると書いてあった。

ミニLEDやマイクロLEDはLEDを小型化したもの。
でも、量子ドットというのは何のことかわからない。

記事によると、ミニLEDを使うと、有機LEDと同等以上の性能になる。
マイクロLEDは液晶ではなく、それ自体が発光するディスプレイを作ることができるらしい。

量子ドットは「ナノスケールの材料を用いた半導体で、青色LEDの光を照射すると赤や緑の強い光を発生する」ものらしい。

文科省の「量子ってなあに?」というサイトには、量子について「粒子と波の性質をあわせ持った、とても小さな物質やエネルギーの単位のことです。物質を形作っている原子そのものや、原子を形作っているさらに小さな電子・中性子・陽子といったものが代表選手です。」と説明されている。
以前、量子の絡み合いについて読んだ時に、そんなことが書いてあった気がする。
要はニュートンの物理法則に従わないものだ。

今やそんな技術を使って、ディスプレイは開発されている。
量子力学がこれほど実用になるとは思わなかった。

何となくとらえどころがなくて、わかったようなわからないもの、というのが量子について書いたものだった。
あの天才アインシュタインも疑ったのだ。

でも、原子や電子のレベルになると、そうなるのだから仕方がない。
見つけたり、考えたりした人たちはすごいと思う。

こんなことにも時代を感じるようになった。
それだけ長いこと生きたということだろう。

なんだか話が変な方向に行ったが、これでいいのだ。



| hdsnght1957kgkt | 考えたこと | 00:17 | comments(0) | trackbacks(0) |