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2021.04.09 Friday
ギターの奏法
ギターの奏法にもはやりすたりがある。
ぼくがギターを始めた70年代は、フィンガーピッキングが多かった。 スリーフィンガーで弾くのが主流。 親指、人差し指、薬指だ。 小指をピックガードにつけて、3本指で弾く。 有名なのはPPMのパフ。 ポール・サイモンもフィンガーピッカーだった。 日本では、あの素晴しい愛をもう一度や神田川が有名だった。 よく練習したものだ。 しかし、アコギの奏法も増えた。 今の若い人たちは本当にすごい。 驚くような奏法を開発している。 フィンガーピッキングはどちらかと言うと下火だ。 ほとんど聞かない。 新しい奏法はアタックミュート、スラップ、スラミングとかいろいろある。 アタックミュートはYoutubeのギター講師はみんな使っている。 エレキギターでも同じこと。 指で弦を弾く時の要領で、弦の上に指を乗せて、音を止める。 止めた時に、ジャッというミュート音が出る。これがアクセントになるのだ。 去年流行った「香水」という曲に出てくる弾き方だ。 スラップは元はベースの弾き方。 低音弦を親指で弾き、主に人差し指で高音弦を引っ掛けてパーカッシブに音を出す。 これはそんなに使われてはいないが、ソロで使う人はいるようだ。 スラミングというのはギターのボディを右手の手のひらで叩いたり、弦の上を手のひらで押さえたりして、バスドラ、スネアのような音を出し、その合間に右手の爪や指の先でコードの音を出す。 これもソロで演る人が多い。 こちらはエレキギターではほとんど叩いても音が出ないので、アコギの独壇場。 いろんなパーカッシブな弾き方が増えた。 スラミングはドラムとギターを一緒に弾いている感じだ。 いずれも、リズムギターとしての弾き方。 ちょっと頑張ってみようと思う。 |
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