考えたこと2

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対話AI
GAFA各社がスマートスピーカーを出しているが、アマゾンのAIエージェントの名前がアレクサ。
いろんな記事を読んだが、アレクサが一番人間らしいという印象だ。
人間らしい、というのは、雑談風の答えが返ってくるという感じ。

アマゾンはAI処理を高速化する専用チップを作り、人と会話するかのように対話したり、命令内容を学習したりする新機能を実現したらしい。
新しいスマートスピーカーEcho Show 10はディスプレイ、カメラがついて3万円弱。
ディスプレイは自動で人を追尾して回転する。
複数人いても、話している人にフォーカスするという機能もある。

不在モードにすると、人を検知してアラートをユーザーに送信することもできる。
一人暮らしの人など、嬉しい機能だろう。

誰かと会話している時に、参加させることもできる予定。
ナチュラルターンテイキングという機能。
会話を解析して、文脈に応じて反応できる。
2021年にアメリカで導入するという。

AIとおしゃべりする時代に一つ近づいたということだ。
日本語にも対応する予定、と担当者は言っているが、いつになるのかはわからない。
できるだけ早くしてほしいものだ。

当然、グーグルも同様の研究をしているはずだ。
もちろん、中国も自国語のAIを研究しているだろう。

日本では、NTTあたりがやっていると思うのだが、だいぶ遅れているように思う。
日本語の会話なのに、グーグルに依存するのは情けない。
でも、そんなことは言っていられない。

ぼくは認知症の予防には「会話」が効果があると勝手に思っている。
話し相手がいれば、ボケないか、ボケを遅くできると思う。
今は介護者の方が定期的に来て話しかけてくれるが、それまでの生活を考えると、やっぱり少ない。
それを世間話ができる人口知能がいれば、ボケ予防になる。

開発者のコメント等を見ると、まだまだ難しいのは事実。
今のAIの構造をもう一歩か二歩、上げていかないといけないように思う。

脳がどうやってものを考え、どれを発言しているのか、ということをもっと研究しないとダメなんだろう。
記憶容量でいけば、今のコンピューターは人間を凌駕している。
要は、その記憶と記憶のどれをつないでいくか、ということなのだろうと思う。
脳神経でいうと、シナプスの働きが鍵だ。
素人考えだが…。

あと何年で、おしゃべりができるAIができるのだろうか。


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