考えたこと2

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大変な時代
こないだは朝イチの相談枠が空いていた。
2枠目の相談者はオンラインゲームの会社のエントリーシートの相談。
残念ながら、オンラインゲームはやったことがなく、ゲームも子どもが大きくなって全くご無沙汰。
時間もあったので、全く業界知識がないので、調べることにした。

会社のことを調べるときは、まずは会社概要を見る。
創業時期、規模、社長メッセージや理念、事業内容というところ。
規模はやっぱり人数で見る。創業時期はベンチャーかどうかの確認だ。
社長メッセージはその企業のこれからの課題を話していればOK。
きれいごとだけだと、要注意。

そのうえで、上場企業であれば有価証券報告書のチェック。
売り上げや利益の推移を確認し、複数の分野がある場合はその分野別の人数比や売り上げ比を見ておく。
そのうえで、「事業の課題」を読んでどこを伸ばしていきたいのかなどチェック。

最後に採用のサイトを見て、社員数と募集人数を見る。
500人の会社で100人も採用していれば、だれでもオカシイと思う。

そこまでやれれば、志望動機などはある程度助言できる。

そういうわけで、今朝はゲーム業界を調べた。
具体的な会社はスクエアエニックス。ファイナルファンタジーやドラゴンクエストで有名だ。
ゲームは、広い意味ではエンターテインメント業界になる。
この業界もこれから大変だ。
ここでも、新しい参入者が来て、事業の先が見えない。

ゲームだけではしんどいのだろう。
メディアミックスの戦略を取っている。
音楽や出版(コミックス)、グッズ販売などだ。

これからはクラウド上でゲームを動かす時代。
グーグルやマイクロソフトが新たなプラットフォームを作り、それに新規参入者たちが入ってくる。
クラウドストリーミングというやつだ。
おまけに、バーチャルリアリティーなどの機器も増えてくる。
5Gへの対応もしないといけない。

人材に望むことは、エンターテイメントへの熱い思いを持つこと。
そのうえで、プロフェッショナル精神と創造的、革新的であることだという。

ゲーム業界も大変だ。
既存のプレイヤーが常に追われている。
今日の勝者は明日の勝者とは限らない。

これからの時代、どこも大変だ。


| | 考えたこと | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) |
プロ野球の時短
メジャーリーグの試合を見ていると、スピーディだ。
実際、日本のプロ野球と比べて試合時間は短い。
それでも、テレビ中継を考えると、試合時間が3時間を超えると苦しくなる。
野球は時間が決まらないスポーツなので、そこはメディアコンテンツとしては弱点だ。
サッカーやラグビーが原則90分で終わることを考えると、対抗が難しい。

メジャーリーグでは今季から「投手は打者3人か、回を終了するまで投げなければならない」というルールを採用したとのこと。
日本のプロ野球も来年以降検討するかもしれない、という。

メジャーの投手の完投率は1904年には87.6%だったが、2019年にはたったの0.18%。
1試合で起用された投手数は、1900年代の初頭に1試合平均2人以下だったが、2019年には4.41人。
野球の質が変わってきたのだから、こういう数字になる。

阪神戦を見に行くことがあるが、ファンは圧倒的に高齢者。
若い人たちに野球の魅力を伝えようとすると、球団努力で興行として魅力を上げていくことも大事だが、テレビ中継も必要になる。
試合時間が長くなると、中途半端な中継になる。試合終了までは中継できない。
昔はプロスポーツといえば野球だったから、そんなことは気にしないでよかったが、今は見る影もない。
そんな状態だから、試合時間を短くすることが必要だろう。

今のプロ野球の平均試合時間は3時間16分で、メジャーよりも11分長い。
今年からメジャーはルールが変わるから、おそらく2時間台になるだろう。

実際、日本のプロ野球でも、ピッチャーが投げる感覚を短くするとか、キャッチャーが早く珠を返すとか、そういうルールを作ろうとしたことがあるらしい。
それでも、現場からの反対で決まらなかったとのこと。

野球連盟の人たちの頭が古すぎるのかもしれない。
プロ、アマを問わずだ。
高校野球の投球数制限など、結局骨抜きのルールでお茶を濁している。
未だに、野球の関係者は昭和の人たちばかりなのではないか。

ぼくも、野球は間のスポーツで、投球の間にワチャワチャ言えるのが魅力だ、と思っていた。
そこがサッカーとの違いだ。
しかし、それはもう古いのかもしれない。

スピーディに試合を運ぶことも、大事だと思う。

昭和は遠くなりにけりだ。



| | 考えたこと | 00:09 | comments(0) | trackbacks(0) |