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2020.03.01 Sunday
大変な時代
こないだは朝イチの相談枠が空いていた。
2枠目の相談者はオンラインゲームの会社のエントリーシートの相談。 残念ながら、オンラインゲームはやったことがなく、ゲームも子どもが大きくなって全くご無沙汰。 時間もあったので、全く業界知識がないので、調べることにした。 会社のことを調べるときは、まずは会社概要を見る。 創業時期、規模、社長メッセージや理念、事業内容というところ。 規模はやっぱり人数で見る。創業時期はベンチャーかどうかの確認だ。 社長メッセージはその企業のこれからの課題を話していればOK。 きれいごとだけだと、要注意。 そのうえで、上場企業であれば有価証券報告書のチェック。 売り上げや利益の推移を確認し、複数の分野がある場合はその分野別の人数比や売り上げ比を見ておく。 そのうえで、「事業の課題」を読んでどこを伸ばしていきたいのかなどチェック。 最後に採用のサイトを見て、社員数と募集人数を見る。 500人の会社で100人も採用していれば、だれでもオカシイと思う。 そこまでやれれば、志望動機などはある程度助言できる。 そういうわけで、今朝はゲーム業界を調べた。 具体的な会社はスクエアエニックス。ファイナルファンタジーやドラゴンクエストで有名だ。 ゲームは、広い意味ではエンターテインメント業界になる。 この業界もこれから大変だ。 ここでも、新しい参入者が来て、事業の先が見えない。 ゲームだけではしんどいのだろう。 メディアミックスの戦略を取っている。 音楽や出版(コミックス)、グッズ販売などだ。 これからはクラウド上でゲームを動かす時代。 グーグルやマイクロソフトが新たなプラットフォームを作り、それに新規参入者たちが入ってくる。 クラウドストリーミングというやつだ。 おまけに、バーチャルリアリティーなどの機器も増えてくる。 5Gへの対応もしないといけない。 人材に望むことは、エンターテイメントへの熱い思いを持つこと。 そのうえで、プロフェッショナル精神と創造的、革新的であることだという。 ゲーム業界も大変だ。 既存のプレイヤーが常に追われている。 今日の勝者は明日の勝者とは限らない。 これからの時代、どこも大変だ。 |
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