考えたこと2

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黄色いベスト運動
パリで暴動が起こっている。
有名なシャンゼリゼ通りはエライことになっているようだ。
何かを燃やしたりして、黒鉛が上がっているところがニュースで映されている。

今朝のインタビューによると、燃料税を上げることに対して、生活していけない、という不満が爆発したという感じだった。
それが今は現政権のマクロン批判に変わった。
あの国は、フランス革命にもあるように、一旦動き出すと過激な方にいく国民性だからちょっとアブナイ。
極右のスローガンが出たりしているということで、今のEUの方針にも反対ということだろう。

ドイツもメルケル首相が退陣予定ということで、どうなっていくのだろう。
EUを推進しているフランス、ドイツの指導者の旗色が悪い。
マクロン大統領はこないだの第一次大戦の記念式典で、ナショナリズムを警告をしたところだが、その後のこの状況だ。

エライコッチャなあ。
EUができたときは、理想に燃えていたのだと思う。
ヨーロッパ大陸の歴史は、戦争の歴史だったから、それをしないためにヨーロッパ全体を大きな大陸として、やっていこう、というのが理想だ。
それによって、経済的にも強くなる。

でも、そんなにうまくいかない。
理想はなかなか現実にならない。

近代科学が生まれたヨーロッパ。
自由や平等の観念が生まれたところでもある。

イギリスはEU離脱でゴタゴタしているし、イタリアは財政赤字で困っている。
ヨーロッパはどうなっていくのだろう。

何となく不穏だ。


| | 考えたこと | 22:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
第九本番
今日は朝から第九の本番にのぞんだ。

去年より一本早い電車で大阪城公園前に着いて、会場にスムースに入った。
今年はアリーナ席。
指揮者を前に見ながら、歌える場所だ。
やっぱり指揮者を見て歌えるのはいい。

1万人が集まるということは、すごいことだ。
それも、男性は特に高齢者ばかり。
去年も書いたが、休憩時間にみんなトイレに行く。
最後の休憩が本番前で一番混む時間。
そこを若い女性が二人通りかかって、並んでいる人達を眺めて「一万人のトイレやな」と言った。
それが言い得て妙で、なんとも言えなかった。

一万人の第九は尿意との戦いだ。
若い人たちにとってはどうってことない。
しかし、年寄りにとっては、深刻だ。

まだ男性は回転が早いからいい。
女性は大変だと思う。

歌を歌うということは、太古の昔から人間の楽しみだ。
集団の心を一つにするために、歌ができたのだろう。
宗教にも歌がつきものだ。
お経も歌みたいなものだ。

そういう歌を1万人が歌う。

佐渡裕は一人ひとりが主役だと言っていた。
1万通りのストーリーがあるのだ。

それが、歌を通して一つになる。
最後に蛍の光を歌って、フィナーレ。
何度もソリストや各教室の歌唱指導の先生が出てきて、みんなに挨拶する。
拍手が鳴り止まない。

これが歌の力だと思う。

来年も応募しよう。



| | 考えたこと | 00:18 | comments(0) | trackbacks(0) |