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2018.12.03 Monday
第九本番
今日は朝から第九の本番にのぞんだ。
去年より一本早い電車で大阪城公園前に着いて、会場にスムースに入った。 今年はアリーナ席。 指揮者を前に見ながら、歌える場所だ。 やっぱり指揮者を見て歌えるのはいい。 1万人が集まるということは、すごいことだ。 それも、男性は特に高齢者ばかり。 去年も書いたが、休憩時間にみんなトイレに行く。 最後の休憩が本番前で一番混む時間。 そこを若い女性が二人通りかかって、並んでいる人達を眺めて「一万人のトイレやな」と言った。 それが言い得て妙で、なんとも言えなかった。 一万人の第九は尿意との戦いだ。 若い人たちにとってはどうってことない。 しかし、年寄りにとっては、深刻だ。 まだ男性は回転が早いからいい。 女性は大変だと思う。 歌を歌うということは、太古の昔から人間の楽しみだ。 集団の心を一つにするために、歌ができたのだろう。 宗教にも歌がつきものだ。 お経も歌みたいなものだ。 そういう歌を1万人が歌う。 佐渡裕は一人ひとりが主役だと言っていた。 1万通りのストーリーがあるのだ。 それが、歌を通して一つになる。 最後に蛍の光を歌って、フィナーレ。 何度もソリストや各教室の歌唱指導の先生が出てきて、みんなに挨拶する。 拍手が鳴り止まない。 これが歌の力だと思う。 来年も応募しよう。 |
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