考えたこと2

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ツイキャス
ツイキャスという知らない言葉があった。
ツイッターとキャスティングの合成語だと思ったら、そのとおり。
無料で生放送もできるサービスのことだ。
正式にはTwitcasting(ツイットキャスイティング)という。

このツイキャスは、一時だいぶ流行ったらしいが、最近は他のサービスに負けて、オワコン(終わったコンテンツ)の仲間入りをしたらしい。
しかし、終わったコンテンツだから、「ユーザーが激減して、過疎っている今だから、快適に利用できるかも」という人がチラホラ出てきた、というサイトもあった。

このツイキャスは、スマホやタブレットで手軽に動画配信ができるサービスというのを売りしている。
このサービスが始まった2009年当時は、無料で登録できて、誰でも配信者になれる、というのがメリットだった。
ニコニコ生中継(ニコ生)のように、配信中に視聴者がリアルタイムでコメントを入れることもできた。
でも、Youtube Liveというようなサービスが始まり、そちらに客を取られてオワコンになった。
今はLine Liveというようなものもあるらしい。

つまり、誰でもスマホとちょっとした機材があれば、動画配信できる時代になったということだ。

就職の現場では、自分をどうアピールするかという悩みも多いのだが、ツイキャスをはじめとする動画配信の世界では、自分をアピールする動画があふれている。
考えてみれば、「自分がやりたいことを披露する」ことを、世界を相手に動画で配信できるようになった、というのはスゴイことだ。
もちろん、多くの動画は仲間内で連絡して見てもらうためのものだろう。
インターネットとスマホの普及で、日本で言えばほとんどの人たちが理論上そういうことができる時代。

やりやすいのは、カラオケで歌って、それを動画配信することだが、これは違法とされている。
でも、自分で演奏して既存の曲を歌うのはOKということだ。
なるほど、それでギターを弾く人も増えているのかもしれない。

さらに、ツイキャスでは配信実績に従ってレベルが定められ、そのレベルが上がるとラジオやテレビのように何人かで出演して生放送もできるとのこと。

今ではローランドやヤマハといった楽器メーカーも、ツイキャスをはじめとする動画配信用の安価な機材を出している。
スマホと直接つないで、録画しながら録音して、それを配信したりできる。
マイクも楽器もつなぐことができたりする。

いつも書くが、本当にエライ時代になってきた。

スマホのアプリを入れれば、一人で多重演奏も簡単にできる。
こうなってくると、昔プロがやっていて、夢みたいな出来事が個人でも現実になる。

スマホは世界を変えるデバイスだと改めて思った。
遅ればせながら、トライしてみたいと思う今日このごろ…。



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