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2018.03.01 Thursday
犬を飼うメリット
スウェーデンの中高年を対象にした調査で、犬を飼っていると、循環器の疾患や死亡そのもののリスクが低い、という結果が出たとのこと。
特に1人暮らしの人に大きな利益をもたらす、と書いてあった。 具体的には循環器疾患の死亡リスクが23%、総死亡のリスクが20%下がるということだ。 一人ひとり個体は違うので、どうリスクを計算したかはわからないが、そういう結果が出たのは頷ける。 犬を飼うと、話し相手になるから、喋るようになる。 また、散歩に連れて行くから、歩くようになる。 世話をするのに、家の中での動きが増える。 そういう細かいことが死亡リスクを減らすのだろう。 ただ、複数人で飼っている場合は循環器疾患の死亡リスクは変わらないという結果だったとのこと。 自分が世話をしていないと、メリットは得られないということか。 でも、犬を飼う事によるストレスを差し引いても、得られるものが大きいという結果だ。 犬を飼っている人にとっては、嬉しいニュースだと思う。 しかし、長生きのために犬を飼うわけではないだろう。 そんなことを言えば、飼っている人は怒ると思う。 損得抜きで、飼っているのだ、というのが普通の人の意見。 中には番犬とか役割もあるにはあるが…。 それでも、ぼくはペットを飼うのは飼い主のためなのだと思う。 何かの目的で飼うのではなく、誰かのために生きている、という感覚が大事なのだ。 それが人間でなくてもかまわない。 そういう意味では、犬でなくても猫でも亀でもイタチでもかまわない。 人間は一人で生きていてもつまらないのだ。 仕事をするのも、誰かのため、ということだ。 経済的なものや、自分の目的もあるかもしれないが、誰かの役に立っている、という感覚が一番大事なのだと思う。 それがペットのメリットの第一だろうと思う。 |
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