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2009.06.23 Tuesday
アマゾンのオススメ
この頃よくアマゾンで本を買う。
文庫本など、ほしい本がなかったり、作家の検索をして探したりして、何冊かたまったら買う。 1500円を超えると、送料が無料になるからだ。 これを何度か繰り返しているうちに、メールが来るようになる。 ○○を買ったお客様にお勧め…というようなタイトル。 それを開くと、なるほど、ぼくの興味がわかっている本だ。 ある作家の本を注文すると、過去にその本を買った人が次にどんな本を買っているかを見て、勧めてくる。 誰が、何を買ったか、というのをデーターベースにしているのだ。 データーベースといっても、ユーザーが自分で打ち込んで送ってくるのだから、入力の手間はない。 コンピューターの仕組みをうまいこと使えばいいだけだ。 また、Webのページにあなたへのオススメというのが出てくる。 例えば、「実践行動経済学」という本をチェックすると(買うわけではない)、それを覚えていて、「人は勘定よりも感情で決める」「みんなの意見は案外正しい」というような本がオススメされる。 よくできたシステムだと思う。 人手もかけずに、みごとにオススメの本を出す。 もちろん、本以外のものを買うと、それもオススメするのだろう。 でも、本というのは、系統立てて分類しやすく、好みが出やすいジャンルだ。 だから、当たる確率も高いのだろう。 ある作家のシリーズを1巻から5巻まで買うと、6巻目が出たらメールでオススメしてくれる。 親切である。 こんなふうにして、ネットの通販は伸びているのだろう。 考えた人はエライ。 |
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