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2009.06.09 Tuesday
弘田三枝子 その2
今日CDが届いたので、さっそく聴いてみた。
My Tapestryという2006年の録音。 60歳に近いとは思えないのは、姿かたちだけではなかった。 歌声はもっと若い。 ヴァケイションの時のようにパンチのある唄ではないが、声量も十分。 あの、「あいうえお」が「はひふへほ」になる歌い方が時々出てくる。 感激した。 このアルバムはカバーアルバム。 松田聖子の「Sweet Memories」、竹内まりやの「駅」、サザンの「いとしのエリー」、山下達郎の「クリスマス・イブ」、ミーシャの「Everything」などが入っている。 いとしのエリーは弘田三枝子の歌になっている。 Everythingのスキャットは圧巻だ。 でも、セルフカバーの「渚のうわさ」「砂に消えた涙」の2曲がいい。 「渚のうわさ」では、シャウトする唄で昔の弘田三枝子を彷彿とさせる。 間奏のギターソロとピアノのソロが終わって、「あなたのいない砂山…」と歌が始まる。 こんな唄があるんやなあ…。 「砂に消えた涙」はスローテンポのバラードとして歌われる。 ささやくような歌声で、青い月の光をあびながら…と唄う。 この歌は最高だ。 「歌がうまい」とは、こういう人の事をいうのだ。 本当に歌がうまい。 ホントにホントにうまいと思う。 |
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