考えたこと2

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スタイル
ブランクはあったが、中学2年の時からギターを続けてきた。

ぼくらの年代は、中学校の頃にフォークブームがあって、みんなフォークギターから入ったはず。

小学校の頃に、すでにビートルズもいたし、グループサウンズもいた。
しかし、70年代前半は、エレキギターは不良が持つものという先入観がまだあった頃。
もちろん、値段も高かった。ギターだけでなく、アンプやシールドも必要だ。

だから、ベルボトムのジーンズにTシャツ、チューリップハット、そしてフォークギターというのが流行だった。

前置きが長くなったが、フォークギターというものは、弦を押さえるのが大変だ。
スチールの弦で、エレキギターに比べると太いし、弦高も高めなので左手の指の力がいる。
そして、右手も、ピックをしっかり持って弾かないときれいな音が出ない。

当時、弦を押さえるのが大変で、フォークギターをあきらめた女性は多かったと思う。
ぼくも中学の頃、何人か、同級生に弾き方を聞かれたことがあるが、Fのコードの音が出ないというのが多かった。
Fというコードは6本とも押さえないといけないコードで、しっかり押さえないと、音が出ないのだ。

最近は、歩いていても女性がギターを持っているのを見かけることが多い。
制服姿で、ギターをランドセルみたいに担いでいる人もいる。
なぜギターが増えたかというと、みんなエレキギターになったからだと思う。
あれなら弦が押さえやすいので、Fのコードの壁を越えられるのだろう。

値段が安くなったということもある。
ギター、ストラップ、シールド、アンプ、チューナーなど、必要なものがセットで2万円以下というような商品もあるから。

またも、前置きが長くなったが、ぼくはフォークギターから始めた。
だから、ピックはしっかり持って、弦をはじくクセがついている。

最近、どうしても速く弾けないので、教則本を買った。
簡単な16分音符で、単音で弾くだけのフレーズがなかなかうまくいかない。
メトロノームについていけないのだ。

本によると、ピックはお尻の方を軽く持つだけでいいと書いてある。
その上で、手を振らず、手首の動きで浅めに弦に当てる…といいらしい。
たしかに、そうしたら、少し速く弾けるようになる。

ふーん…、なるほど。
持ち方が違うのか…。
目からウロコだった。
ピックをしっかり持つといっても、握りしめているわけではないが、それでも力が入っていたのだ。

難しいと言いながら練習をしていたら、子供には、その年ではムリやろ、自分のスタイルでやったらどうか、と言われる始末。

これはスタイルの問題ではなくて、フォークから入ったから、持ち方が違うのだ…と説明した。

ぼくが勝手に思ったリクツだが、ひょっとしたら、単に練習が足りないだけかもしれない。

でも、教本の最初のところに書いてあるくらいだから、ピックの持ち方は大事なのだろう。(当たり前だ)
同じギターでも、フォークギターとエレキギターでは、弾き方のスタイルが違うのだ。

来週、先生に聞いてみよう。



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