考えたこと2

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休みの日の楽しみ 3
最近、老眼で目が見えなくなってきた。特に文庫本はかなり離さないと読めない。眼鏡店でみてもらうと、老眼だけでなく近視もあるとのこと。

そんなわけで、最近、老眼鏡と遠近両用のメガネを買った。

普段は老眼鏡は家に置いてあり、遠近両用の方はカバンに入れて持ち歩いている。
遠近両用のメガネは、レンズの下の方を使わないと本が読めず、ずっと本を読むには向いていない。
やはり読書には老眼鏡である。

最近、休みの日は、読みかけの本と老眼鏡を小さなショルダーバッグに入れて、近所の喫茶店に行くというのを楽しみにしている。

地下1階にある喫茶店は、あまり混んでおらず、紅茶を頼めばポットで出てきてティーカップ3杯分くらい飲めるので、長い時間いることができる。

そこで本を広げて老眼鏡をかけ、本を読む。
老眼鏡をかけると、少しかしこく見えるのではないか、とウィンドウを見る。

どういうわけか、よく70〜80年代のアメリカのソウル系のバラードがBGMで流れていて、それもうれしい。(いい曲が多い)
英語の歌詞だと、意味がわからないので、読書のじゃまにならないというのもいい。

だいたい、読み始めて、すぐの本を持っていくことが多い。
家よりも喫茶店の方が集中できるので、導入部から面白くなるところまで読めれば、ラッキーだ。
あとは勢いで読める。

時々、回りの人の会話にも耳を澄ますが、だいたいは一人で来ている人が多い。
今までは電車の中以外に、外で本を読む機会などなかったのだが、最近喫茶店での読書を覚え、楽しみの一つになった。

学生時代は喫茶店はしゃべるところで、こんなところに一人で来る気がしれない、と思っていたが、それがわかる年齢になったということか。

読書するのに500円くらいかかる、というのは贅沢かもしれない。

プチ贅沢と考えよう。どっかにクルマや電車で行ったら、500円ではすまないのだから。

喫茶店で1時間少し本を読んで、帰り道を歩くと、満たされた気分になることができる。これは休みの日でなければ味わえない気分だ。

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