考えたこと2

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休みの日の楽しみ 5
22歳で社会人になった。もうだいぶ前の話。
社会人というのは、税金を納める人、という意味だ。
サラリーマンになれば、否応なく税金を納めることになる。

最初に配属された部署が実験部署で、朝から晩まで実験室だった。
5時頃に実験を終え、それからデーター整理(と言っても手でグラフを描く、という今ではあまり考えられない仕事)で、配属されてすぐに5時で帰れる日々は終わった。
実験室にはいろんな機器があり、なかには日本でもいくつかしかないというような、盤面にスイッチが何十個と並んでいるような機械もあった。

実験室につきものなのが、掃除である。

毎週掃除の日があった。その日以外でも、社外からお客さんが見学に来るというと、掃除をした。新製品のプロモーションビデオを撮るから、というような事になると、大掃除だった。
ややこしいものを隠したり、右のものを左へ、左のものは右へという感じであっちこっちに動かした。

掃き掃除、拭き掃除、モップをかける・・・部屋のすみも余さずやった。
ほこりがたまった機械もきれいにした。

学生時代は、あまり掃除には興味がなかった・・ちょっと言い方が悪いけど・・とにかく熱心ではなかった。
クラブの部室など、4年間掃除した覚えがない。

年末には大掃除。初日は床、壁、機械類などきれいに掃除し、2日目は床の保護のためのペイントを塗ったりした。
その後、事務所の掃除。机の上、蛍光灯、窓ふき、何でもやった。
鍋奉行よろしく掃除奉行がいて、大掃除の日はみんなを率先し、指示を出していた。

年末の恒例行事で、しんどいけど、来るべき正月休みを思いつつ、一年の垢を落とし、きれいにして、終わったあと部屋にはいると、洗剤のにおいがして、それが心のどこかをうきうきさせるような一日だった。
学生時代の自分からは考えられない働きだったと思う。

その後、部署を変わったり新しい事務所に移ったりして、コンピューターが普及し、床がカーペットになり・・休みの間に外部の掃除の業者を頼むようになって、年末の掃除も、毎週の掃除も楽になって、仕事だけはきつくなっていき、掃除に時間をかけていたのも、古き良き時代になっていった。

でも、実験室の仕事をして以来、機械ものにほこりがたまっていると気になるようになった。
こういうのをしつけと言うのだろうか。
雑巾を使う事にも全く抵抗がなくなり、汚れていたものがきれいになるのを見るのが楽しい、という回路が脳のシナプスにできた。

前置きが長くなったが、休みの日にうろうろするもうひとつの売り場は掃除関係の雑貨。

サッサはよく使う。これはバッタものではダメ。やっぱり金鳥だ。ブランドものを買うのだ。

花王のクイックルもすぐれもの。普通のクイックルワイパーだけでなく、ハンドワイパーもよかった。これは、最近売ってないようだ。

クイックルハンドワイパーが過去形になったのは、強力な超すぐれものが出たから。ユニチャームのウェーブハンドワイパー。これはイイ!まず、本体が薄く、狭い隙間に入ることと、綿状の繊維と短冊状のヒラヒラがうまくミックスされていて、ほこりが取れること。クイックルハンドワイパーの買い置きがあるのだが、使えない。ウェーブハンドワイパーがあんまりイイので、クルマの中用にも一つ買った。
かたちを見ると、半信半疑なのだが、これはクイックルよりいい。

ふき掃除は、かんたんマイペットを愛用している。拭いたあとベタベタしないし、汚れも落ちる。
テレビショッピングでやっていたオレンジクリーナーも買ったが、今ひとつ。確かにオレンジのにおいはするけど・・。
最近のオススメはツムラのキッチンアクアショット(スプレー)。これはアルカリ電解水ということになっているが、所詮は水なので、どこでも使える。けっこう汚れも落ちるのでびっくりした。ホントにただの水なんだろうか。(・・・アルカリ電解水だ。)
クルマに積んでおいて、窓などを拭くのにもよいらしい。

同じアルカリ電解水系のOAクリーナー(ウェットティッシュ)もよく使う。パソコンのOA用品売り場で売っているもの。アルコール系のものは拭きあとがついたり、何となく気持ちがよくないが、これはイイ。テレビの画面を拭くと、ティッシュが真っ黒になるくらい汚れが落ちる。

クルマの中の汚れ落とし、というウェットティッシュも以前よりはだいぶよくなった。前は数枚使っただけで、乾いてしまって捨てないとしかたなくなったが、最近のはシールがきっちりしていて、乾かない。

昔は、卓上の電池式クリーナーを買ったりしたが、今は使っていない。電池もモーターも進歩したから、良くなったかもしれない。

通販で一時宣伝していた、コロコロというカーペットクリーナーもなかなかイイと思う。
ちょうど黒板消しくらいの大きさで、黒板を拭くようにカーペットの上で動かすと、底面のエチケットブラシ部が細かいゴミをとり、回転するブラシが大きなゴミをとって、内部に入れる、というもの。書くと複雑な感じだが、見ると単純なもので、作った人はえらいなあ、と思う。

一時、ローラーの粘着テープのも使ったが、最近は使ってない。あれはあれで、よかったけど。

雑巾の方はよく分からない。使い古したシャツやタオル以外でイイものがあるのでしょうか?

網戸クリーナーというキワモノも買った。磁石のついた小型の黒板消しのようなもの2つを、網戸を挟んで磁力でひっつけて、前面と背面を一度に拭く事ができる、というもの。確かにきれいになるが、本体の汚れもすごくて、2回目に使うのはちょっと躊躇してしまい、一度きりの使用になった。(替えの部品があるのだとは思うが・・)

窓は、外側なら水を流して、クルマのワイパーのゴムがついたような手持ちのもので拭くのが一番。
内側はむずかしい。普通のガラス磨きのスプレーでやるしかないのか・・。

掃除用品売り場をうろうろして、何かよいすぐれものはないか・・と思っている。
これも隠れた楽しみの一つ。
当たりの製品を見つけたときの喜びはひとしお。

これも、会社で実験室の担当になったおかげなのか・・。感謝しないといけない。

ぼちぼち、休みの日の楽しみもネタ切れか・・・。

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