![]() |
2005.06.21 Tuesday
aikoはすごい
高校一年の息子に録音してもらい、aikoを聴いたが、この人はすごい!
以前、カバンという曲を聴いて感心したが、今回まとめて聴いて、この人の才能に驚いた。 詞はちょっとおいといて、曲にびっくりする。専門的にどういうのかは知らないが、メロディのキーが変わるのだ。 20代の頃に聴いた、スティービー・ワンダーの"You are the sunshine of my life 〜"で始まるあの曲がこの手のメロディの聴き始めだった。 こんな曲が作れるんや、と思って聴いたものだ。 その次は、荒井由美のコバルトアワー。これも、何かよくわからないが、荒井由美は天才や、と思った。 あれからほぼ30年経って、こんな人が出てくるのか。 「花火」とか「カブトムシ」、「アンドロメダ」、「蝶々結び」など。 不思議な節回しだが、不自然さもなく、普通に聴けてしまう。 歌う方も、普通に歌っているんだろう。 フォークギターで、コード8つくらい知っていても、到底たちうちできないメロディだ。 どうやって、こんなメロディを作るんだろうか。 音大出身とのことなので、和声学の勉強をつんだんだろうか。 最近の音楽はあまり聴かないが、すごくオリジナリティがあると思う。 宇多田ヒカルも、いいなあと思ったが、メロディの斬新さではこの人の方が上だろう。 線は細いが、ボーカルもうまい。 嘘か誠か知らないが、カラオケで歌いにくくするために(なかなか覚えられないように)、わざと転調したりする、という曲作りもあるというけど、この人の曲はそんな感じではなく、自然に作られているように聞こえる。 aikoはすごい。 こういう才能がある人が出てくるのはイイことですよね。 |
![]() |