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2025.07.29 Tuesday
安楽死
イギリスの下院議会は、6月に終末期の成人が死を選ぶ権利を認める、安楽死の法案を可決した。
フランスでは、既にマクロン大統領が2022年に無作為に一般市民を選び、9週間にわたって議論をして、賛成多数で積極的安楽死が支持されたとのこと。 さすが民主主義の国だ。 その他、オランダ、ベルギー、スイスなどで積極的安楽死が認められている。 日本でも2010年の世論調査の結果で74%が安楽死の法制化に賛成で、反対はわずか18%という結果があるとのこと。 これを認めれば、自殺は減るのだろう。 どうして、その後この問題は取り上げられなくなったのか、と思う。 生きる権利があるのなら、死ぬ権利もあっていい。 ただ、条件はつけないといけないだろう。 今回のイギリスの場合は、終末期の成人という条件がついている。 ぼくもその考えに賛成だ。 今回参政党が胃ろうなどの延命治療をやめようと呼びかけた。 これは正しいと思う。 本来なら、高齢化社会の最先端を走っている日本でこそ議論されるべきだと思う。 命は尊いとか、人命は地球より重いとか、そんなわかりきったことを言っていてはいけないのだ。 それでも、自分はこうなったら死にたいという権利を認めるべきだろう。 |
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