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2023.06.20 Tuesday
アニメの勝利
60年前に鉄腕アトムが始まったとき、手塚治虫は今のアニメを予想しただろうか。
ディズニーのアニメを追いかけて、日本のアニメは生まれた。 そこから大きく進歩して、今や日本のアニメは世界でも注目されている。 海外に行った学生も、とにかく日本に関心があるという外国人はまずアニメだという。 アニメに比べると、日本の実写の映画など存在しないに等しい、といった学生もいた。 それほどアニメの人気はすごいということだ。 アニメの歌(アニソン)も人気だ。 Spotifyで、海外で再生された曲の上位にはアニソンが並ぶ。 知らぬ間に世界レベルになっている。 ネオ・ガラパゴスという言葉もできた。 「世界を意識せず、思いっきり日本の独自性を突き詰めたコンテンツ」などを指すらしい。 ガラパゴスなら、ガラパゴスに徹して、それ以外を考えない方がいいということか。 ぼくはアニメが好きだが、「鬼滅の刃」や「推しの子」などは見たことがない。 どちらかというと、30分のシリーズ物は面倒で、劇場版になってから見るという感じ。 YOASOBIの「アイドル」の元になった「推しの子」は予告編を見たが、文字通りアイドルの話のようだった。 小学校の頃は毎週の鉄腕アトムが楽しみだったのだが、さすがにそういう感覚にはもうなれない。 手塚治虫が生きていたら、この現状をどう評しただろうか…。 |
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