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2023.06.15 Thursday
ChatGPTいろいろ
ChatGPTの記事はほんとにたくさんある。
それだけ、このAIが画期的だということだろう。 その中で、いろんなタイプの質問をして、どんな答えが返ってくるかを紹介している記事があった。 「人間は本来善なるものか、悪なるものか」というような哲学的な問いをすると、「人間には善と悪の両方の側面がある」というわりとまともな答えが返ってくる。 大したものだ。 人間の存在意義について、代表的な哲学者3人の意見を、と聞くとソクラテス、アリストテレス、カントという哲学者のそれぞれの見解を教えてくれる。 答えが合っているのか、間違えているのかは別として、そういう考えがあるのか、というヒントにはなる。 料理のレシピや健康に関することなども、上手に聞けばちゃんと答えてくれる。 レシピなどは材料を示して聞くといいらしい。 長文の要約やメールの代筆などはバッチリ。 メールの内容を書いて、もう少し丁寧に変えてほしい、というような敬語に関するものもOKだ。 「先日の取引の件で再考を重ねましたが、見送らせてください」という文章が「この度は先日の取引に関しまして、再度検討を重ねましたが、誠に申し訳ございませんが、今回は見送らせていただくことになりましたことをお詫び申し上げます」という文章に変わっていた。 敬語や改まった表現が苦手という人には、すでに助けになっているのだろう。 そういえば、どこかのページに、メールの作文のニーズが高いということも書いてあった。 日常的なことなので、そのうちChatGPTを使ったメーラーやワープロがでてくるかもしれない。 こういう記事を書くので、読者の気を引くような刺激的な見出しをつけてほしい、という質問にも即座に答えるし、そのまま使うかヒントとして使えるレベルだろう。 データーを集めて、表の形で出してほしいというと、それを実行する。 事例はアジア各国のGDPだが、引用元も示して簡単に表を作っている。 事務作業は圧倒的に楽になる。 本当のことを言っているかどうか確認は必要だが、こんなに楽なことはない。 生データーを入力しておいて、こういう順番で表にしてほしいというと、それが出てくる。 こんなことが出来ていいのだろうかとすら思う。 人間の仕事はどうなっていくのだろう。 エクセルの関数や自動化のためのプログラムも、マニュアルを学習しているから簡単だ。 「〜する関数を教えて」というと出力される。 こうなると、どういう作業をしたいのか、ということが重要で、それを実行するのはAIになる。 考える人間は必要だが、作業はAIということだ。 昔話の桃太郎の犬、猿、きじの3匹にもう一つ動物を加えて物語を作ってほしいというと、「きつね」を選んで「知恵」を武器に困難を乗り越えたというストーリーを提案するらしい。 ChatGPTが考えたものを20の質問で当てる、という20Questionsというゲームもできる。 まるで人間とやっているようだ。 ChatGPTは、LLM(Large Langauge Model)というものを使って大量のデーターを学習している。 GPT3は45テラバイトのデーターで、1750億のパラメーターを持っているという。 それがどんどん進んでいく。 有料でGPT4というのが使える。 これは月額20ドル。 学生の就職の相談にも使えるのだろうか…。 |
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