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2021.10.22 Friday
Truth social
ツイッターが封印されて、日本ではほとんど情報が入らなくなったトランプ前大統領。
日経によると、彼が新たなソーシャルメディア(SNS)「トゥルース(真実)ソーシャル」を立ち上げる、と20日に発表したらしい。 ジョージア州で開かれた集会には、数千人が集まったとのこと。 1時間半、しゃべり続けたということで、75歳とはいえまだまだ元気だ。 上空を「ツイッターは最悪」という広告幕をなびかせた軽飛行機が旋回していたという。 やはりオウンドメディアを持たないと発信できないのは苦しいのだろう。 支持者はトランプは完璧ではないが「ワシントンの政治家とは違うから」、というらしい。 既存のエスタブリッシュメントに対する反感が、トランプを支持する理由。 アメリカのマスコミは意見の中立など求められない。 だから、メディアによっては、トランプからボロクソに言われる。 でも、実際トランプと同じような考えの人がいたのだろう。 当然、ワシントンの民主党支持者は正反対の態度で切り捨てる。 どんどん分断が進む、と記事では総括している。 もちろん、ツイッターの収入源は広告だ。 最初にアカウントを作った時にフォローする人やジャンルなどをきめるのだが、この中で興味がある会社などもフォローできる。 これらが広告アカウントだ。 今年の売り上げは74%増の1300億円らしい。 トランプ氏のことだから、SNSを立ち上げて、広告で儲けて一石二鳥という感じなのかもしれない。 彼の興味はアメリカ大統領になることだから、英語版しか作らないように思う。 でも赤字を垂れ流すようなら24年まで持たないかもしれない。 Twitterも長いこと赤字だった。 日本の広告売上が増えて、黒字になった。 難しいところだろうなあ。 そういうSNSを作れば、よけいに同調者が過激になって、あまりいい影響が与えられるとは思えない。 既存のTwitterが、トランプ氏のアカウントを復活させるほうが多様な意見が出せてマシだと思うが、難しいのだろうか。 本当に分断を避けるためには、やっぱり左右両方の意見が見られるところでやったほうがいいと思うのだが…。 |
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