考えたこと2

2024.9.24から、今までhttp:で始まっていたリンクが、https:に変わります。申し訳ありませんが、リンクが見られないときは、httpsに変えてみてください。
CALENDAR
<< April 2025 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
+RECENT COMMENTS
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+PROFILE
+OTHERS
2019年の広告費
電通の発表によると、2019年の広告費はネット広告がテレビを初めて超えたとのこと。
ネット広告は6年連続で2桁増。2兆円を超えた。

なかでも、動画広告が伸びている。
ブロードバンドが一般的になって、重いデーターも問題なくなったからだ。
確かに、昔は静止画だけだったが、今は音付きの動画も多い。
インスタグラムなど、そんな広告が半分くらいある。

ターゲッティングできているから、興味のある人がみるための広告になっている。
イメージだけのものも多いが、もっと商品を限定してピンポイントで攻めてくる。
なかなか上手な戦略だ。

フェイスブックの広告も動画が増えた。
AIを使っているのか、関連するものもよく出てくる。
TVの広告よりも、よほど賢い。

いろんなページを見ていても、広告の出し方のバリエーションが増えた。
ページを送って次のページに行こうとすると、出てくるものもある。
一旦それを見て、消さないと次のページが見れない。
逆効果の面もあるが、広告費は高いのかもしれない。

楽天などは、以前見たことのある商品だけを見せるようになっていたりする。
一度見て、買うのを止めたりしても、もう一度勧めてくるのだ。
成功率は上がるのだろう。

最近はハッシュタグでも検索できるから、若い人は化粧品関係は「#コスメ」で検索するらしい。
動画は静止画と違ってごまかしにくいので、動画を参考にする人が増えるのだろう。
もっともな話だ。

テレビの宣伝なら、放送する時刻と、CMの時間くらいしか選べないが、ネット広告なら利用者の属性(年齢、性別、検索ワードからの嗜好など、検索履歴)をみて、どういう人に対して宣伝をするか、決めることができる。
ネットのほうが圧倒的に訴求率は高い。

相対的に既存のメディアの広告は価値が下がっている。
ネットの利用が低い高齢者を除いて、それは当然なのだ。

TVも新聞も雑誌も、どんどん広告の値段は下がっているはず。
コロナで不況になればなっただけ、TVのCMは減る。

その断末魔が感染を煽る民放の番組かもしれない。


| | 考えたこと | 22:08 | comments(0) | trackbacks(0) |

コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://hdsnght1957kgkt.blog.bai.ne.jp/trackback/238105
トラックバック