考えたこと2

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書店改革
書店が減ってだいぶ経つ。
ここでいう書店は、コンビニで扱う雑誌類を除く「本」を売っている書店だ。
コンビニで雑誌類を扱うようになって、本屋はとどめを刺されたように思う。
今は逆にコンビニが本格的に書籍を扱うというところまで出てきているようだ。
紙の出版販売額がこの20年で半分になっているという今、どれだけニーズが有るのかわからないが…。

ところが、入場料を取る書店があるという。
新しい書店の形だ。
「文喫」という名前で、東京でオープンしている。
入場料は税抜で1500円。
読んで字の如く、喫茶店みたいな店らしい。

本は読み放題で、読んだ後戻さなくても所定の場所に置いておけばいい。
コーヒーは無料で、飲み放題。食事もできる。
中はソファーもあったりして、くつろいで本が読める。Wifiのサービスもある。
もちろん、気に入った本は買うことができる。
蔵書は3万冊。店員が目利きして置いてある。

こういう本屋なら行ってみたいと思う。
一日に200人くらいが入って、4割が本を買って帰る。
収支は入場料、飲食料、本の売上で大丈夫とのこと。

これだけ通販が浸透すると、買う本が決まっている人は、なかなか本屋には来ない。
こういう分野に興味があるとか、調べたいとかいう人がターゲットになるのだろう。
単に、本好きとか、自己啓発したいとかいう人も狙い目だ。

ぼくも若い頃はよく本屋に行って時間つぶしをした。
何度かここにも書いたことがあるが、時間つぶしをしたおかげで出会った本や著者もある。
本棚にある本のうち、1割位はそれと決めて買いに行ったものではない。
そういう出会いは本屋で見つけたものだ。

アマゾンを使いだして、そういう本は減った。
そこに商機はあると思う。

こういう新しいカタチのリアル書店が増えていくことを望む。


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