考えたこと2

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一人家族
2040年には一人家族(単身世帯)が4割になるらしい。
1980年に2割だったが、今は35%。
あと11年で5%増える。
今でもほぼ半分に近いが、4割というと、一人世帯がほとんど2軒に1軒になるということだ。

1975年ごろから未婚者が増えはじめたとのこと。
ぼくが18歳の時。
50代前半の未婚率は、90年までは5%足らずだったが、2010年には20%を超えた。
75年以降に未婚を選択し、50代の未婚者が急増した。
ぼくらの少し後の世代。
さすがにぼくらの世代の未婚率は、2割もないはず。

70年代の後半から、「晩婚化・未婚化・出生率低下・離婚率上昇・単身世帯増加」の5点セットが始まった。
今の少子化の元になるものだ。
この原因は経済成長で豊かになったから、ということらしい。
生活のためだけに、結婚しなくてもよくなった。

今の先進国は、移民流入を除くと多かれ少なかれ少子化の状態だと思う。
経済的に豊かになって、人生における選択肢が増えると、結婚しないという選択も増えてくるということだろう。

今でも一人家族が35%いるのだから、2040年に向けてそんなに激増するわけではない。
ただ、後期高齢者の一人家族が増えるということは、考えておく必要がある。
問題としては、「孤独になること」「認知症が増える」ということ。
認知症は、いい薬が開発されるかもしれないが…。

平均寿命は女性の方が長いから、高齢者に関してはどうしても女性の一人暮らしが増える。
うちの母も一人暮らしだが、今はサービス付きの集合住宅に入っている。
そのマンションの住人は、やはり圧倒的に女性が多い。
一人一部屋なので、夫婦で2部屋借りて住んでいる人もいるが、2,3組だ。

一人家族が元気にならないと、日本の活力は減退する。

本当なら、一人家族が減って、二人以上の家族が増えてほしいところだが…。


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