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2019.11.06 Wednesday
コーヒーはブラック?
こないだUさんが用事で家に来て、コーヒーを出した。
そのときに、ブラックですか?と聞いて、「ミルク」というので、牛乳を出した。 ぼくもミルクだったし、ちょうどよかった。 その数日あとにUさんと喫茶店に行って、コーヒーを注文したら、ミルクと砂糖を入れていた。 「砂糖も入れるんですか?」 と聞くと、そうだという。 こないだはミルクだけだったが…と言うと、笑いながら「見栄」と言った。 砂糖を出さなかったことを反省した。 好みは難しい。 ぼくは若い頃、コーヒーを飲む習慣がなかったが、ここ数年飲み始めた。 若い頃はは砂糖とミルクを入れていたが、今はミルクだけになった。 別に砂糖を入れてもいいのだが、コーヒーをミルクで薄めて飲んでいるという感じ。 コーヒーを飲む時に、「ブラックで」というと「かっこいい」というイメージはある。 あれは何なんだろう。 何となく大人っぽいイメージがあるんだろう。 コーヒーの文化に染み付いたものだろうか。 アメリカでもそうなんだろうか。 紅茶についてはそんなことはない。 イギリス人が飲むところを見たが、なんのてらいもなく砂糖を要求する。 「ぼくはたくさん入れる」というヤツもいた。 紅茶はストレートで飲むほうが、どちらかというと珍しいし、「ストレートで」と言っても、大人っぽくはない。 単なる好みの問題だ。 砂糖とミルクをとか、砂糖とレモンをとか言っても、何ともない。 小さい頃、コーヒーはカフェイン含有量が多く、子どもの飲み物ではない、と言われた。 今でもそう言うのかどうかは知らない。 まあ、紅茶に比べて、オトナの飲み物という感じはある。 子どもがおいしいとは思わないだろう。 結局世界ではどうなんだろうと思ってネットを調べたら、ブラックで飲む国はあまりないらしい。 アメリカでも人気があるのはカフェラテなどとあった。 「ブラック=オトナ」というのは、日本人が作ったものらしい。 でも、アメリカのドラマを見ていると、ポットからコーヒーを注いでそのまま飲むシーンが多いような気がする。 だからといって、ブラックがオトナという感じではないのだろう。 薄いコーヒーをがぶ飲みするという感じだ。 ブラックはオトナというのは、日本人が作ったイメージだった。 |
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