考えたこと2

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銀行の窓口にて
久しぶりに銀行の窓口に行ったら、順番待ちのベンチのところに、黒いスーツの明らかに新入社員という男女がいて、声掛けをしていた。
5月連休明けまでは、社内の研修だったのだろう。
研修を受け、支店の配属が決まり、連休明けから支店勤務という感じ。
あるいは実習かもしれないが…。

順番の紙を出すところで、先輩社員が見守っている。
大学生の就職に関わった人にとっては、まことに初々しい光景。

メガバンクの新入社員だから、彼らが最後の大量採用になる。
今年は採用人数が減っているし、就活生に人気もない。
どちらかというと、将来に不安を持って働いているのだろう。
緊張の面持ちで、来客に対応している。
いざ働きだすと、わからないことだらけで大変だ。

4月は電車も混んでいたが、5月連休明けになって、ちょっと空いた。
大手の配属が決まり、集合研修なども終わって、各地に分散したからかもしれない。

ちょっと行かない間に、銀行の窓口も変わった。
タブレットが置かれ、内容の確認を促される。
こんなのはなかったような気がする。
今まで窓口の銀行員がやっていたことを、客が自分で確認してタブレット上のボタンをタッチする。
ただそれだけのことだが、省力化のためか、それともコンプライアンスか、あるいは高齢化対策か…。
メガバンクが、支店の合理化を図ろうとしているのがよくわかる。

となりにいたお年寄りが、ハンコの代わりにタブレットにサインをしていたのだが、入力が遅すぎて認識されず、やりなおしていた。
しきりに窓口の担当が謝っていたが、なかなか慣れないので、遅くなるのだろう。
いろんなところで、高齢者が増え、手間がかかる世の中になってきた。

こういう事の対策を進めていけば、他の国でも使える技術が増える。
高齢化のトップランナーというのも悪くない。

そのあと、郵便局にハシゴしたのだが、ここも新しい機器が入っていた。
合理化のためなんだろう。
紙をスキャンする装置で、なにかしていた。
こちらは新入社員はいなかったようだ。

銀行も郵便局も財務的な体力があるうちに、少子高齢化に備えようとしている。
まあ、そうだろう。
実際、窓口に並んでいるのは、ほとんど高齢者。
そのうち、こんな仕事はなくなると思わざるを得ない。
電子決済が増えてくるだろう。

あ、そうすると、高齢者対応も必要ないのか…。

困ったものだ。



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