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2019.04.18 Thursday
WTO敗訴
こないだからニュースで、韓国がWTOの上級委員会が福島原発の汚染を理由に、日本産水産物の禁輸を容認している件で、日本が敗訴したということを報道している。
大体のスタンスは、風評被害を理由に禁輸するのは間違っている、というような感じ。 しかし、原発の風評被害を煽ってきたのは他でもない、日本のマスコミだ。 震災のあと、だいぶたっても福島には人が住めないだの、除染が必要だの、科学的に間違ったことを煽るように報道した。 センセーショナルなことのほうが、ニュースソースの価値が高い、くらいの理由だったろう。 住んでいた人を怖がらせ、地元から離れさせ、福島の農産物も水産物もひどい目にあった。 風評被害というようなレベルではない。 マスコミが一部のバカな学者に加担して、デマを報道したと言ってもいいと思う。 未だに日本各地に避難と称して、福島を離れて住んでいる人がたくさんいる。 それは、まさにマスコミの洗脳のせいだ。 WTOの敗訴で、一部のマスコミは福島の商品が安全なことには「科学的裏付けがある」というようなことも言っていた。 それなら、過去に自分たちがした報道が間違っていた、と謝罪報道をすべきだ。 同じマスコミがほとんど反対のことを言っている。 自分たちも本当はわかっているはずだ。 だから、見ていると心なしかやる気のない報道になっている。 外国の人たちも、日本のマスコミがいつまでも騒いでいたから、想像以上にひどい汚染だと思ったのだ。 あの頃、いい加減なことを言っていた学者やジャーナリストも悪い。 しかし、見識もなくその人達を使い、恐怖心を煽るようなことを放送したり、記事にしたりしたマスコミはもっと悪い。 最初は仕方なかったかもしれないが、ある時期以降は明らかにわかっていたはず。 原発では、未だに雨水をタンクに貯めている。 今や飲んでも大丈夫な水を海に放出できない。 それは、漁協が風評被害を恐れているからで、なぜ恐れるかというと、マスコミが煽るからだ。 もういい加減にしてほしい。 そういうことがあるから、福島の水産品を禁輸するのだ。 マッチポンプとはこのことだぞ。 |
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