考えたこと2

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田舎あるある
ぼくは神戸生まれでずっと阪神間で暮らしている。
世に言う、都会のレベルだ。
だから田舎のリアルな話は、友人やテレビなどでしか知らない。

しかし、そういう話は相対的なもので、東京の都会から見れば、ぼくらの住んでいるところは田舎に近くなるだろう。
絶対的な田舎とはどういうものか、難しい。

たとえば、過疎で自治体自体が消滅しかかっているようなところは、田舎というより過疎地になると思う。
産業がなく、老人しか住んでいないというところもそうだ。
田舎というのは、ある程度人数がいて、産業があり、生活が成り立つところ、という感じ。

2桁国道を走っていると、そういうところを通ることがある。
目立つのは、イオンモールだ。
町外れの国道沿いにあったりする。
ちょっと場違いな感じもあって、思わず目につくのだ。

そう思っていたら、「田舎」についての記事が目に止まった。
「青春はチャリでジャスコデート」というのが見出し。
ジャスコはイオンの前の名前。ジャスコデートというのは、ジャスコのモールでデートをする、ということ。
田舎の街外れのイオン(昔のジャスコ)モールの大きなビルディングは、そんな感じがする。

その記事は田舎出身の記者が書いているのだが、ジャスコにはマクドナルドもあるし、ゲームセンターもあるし、プリクラもあったという。
移動手段は自転車で、ジャスコに行き、マクドを食べておしゃべりし、ゲーセンに行き、プリクラを撮り、フードコートでメロンソーダというのが当時のデートコースだったという。
こうなると、田舎におけるモールの役割は大きかったんだと思う。

ジャスコはそんなふうにして、田舎に大きなモールを作って、人を集めた。
それが今のイオンの成功の元になっているのかもしれない。

人は生まれる場所や時代を選べない。
生まれた時代、生まれた場所で、生きていく。

記者の「青春はチャリでジャスコデート」は充実していたのだろうと思う。

どこで過ごそうが、青春を謳歌した人にとっては、青春はいいものなのだ。

「青春」という言葉自体が、もう死語になってしまったが…。



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